YAMAHONのアヘッド化改造

ハンドル位置が高くライディングポジションがシックリこない、アヘッド化を試みました。DAHON/YAMAHONのアヘッド化はWeb上で公開されているので参考にしました。

改造するとメーカーや販売店の保証を受けられません。整備・調整不良等で怪我や命を落とす危険性もありますので個人の責任で改造してください。

■アヘッド化部品

シュレッドレスコンバータ  日東MCT−03
アヘッドステム 付き出し50〜60o(適宜)
ハンドル
コラムスペーサ  今回は使っていませんがハンドル高さ調整に便利です
■グリップを外す

先ずブレーキレバー、シフターのネジを緩めハンドル中央に寄せます。
グリップに竹串を差し込み水を垂らしグリップをグリグリ、更に割箸をグリップ端に当て割箸を金槌で叩く...竹串の差し込み場所を変え繰り返す。
両方のグリップが簡単に外れました、拍子抜けです。
■ハンドルの切断

ハンドル中心から下14cm(地上高90cm位)を切断しました。切断にはホームセンターで買ったパイプカッタ(\1,000位)を使っています。
切断したパイプ内面は溶接のバリが無くシームレスパイプの様に綺麗です。切断部分のパイプは少しテーパー気味なのでシュレッドレスコンバータが入るように半丸ヤスリで削りました、これが一番時間を要します。あと1cm位下を切断するとパイプ側を削る必要が無いと思います。
ヤスリで削り終えたら目の細かなサンドペーパで仕上げ、最後に亜鉛系錆止め塗料を塗りました。
■組立て

オリジナルのハンドル幅は54cm、新しいアルミハンドルバーは49cm幅としています。
命を預ける部分なのでシッカリとネジを締めます。
ハンドルは地上高95cm位(ハンドル中心)、コラムスペーサを使い2cm位はアップできそうです。

■試走

サドルとハンドルが略同じ高さとなりペダル踏み込みにも上手く力が掛かり、力走の際もハンドルをグッと引き寄せできます。
ハンドル幅を詰めたのでハンドルの切れ過ぎが無くなり安定しています。またハンドル全体のしなる感じが殆んど無くなりました。
★路面からの振動をアルミハンドルが吸収するのか、手への伝わり方がソフトになりました。
■ハンドル高さの調整 2005.2.6
シュレッドレスコンバータの長さに余裕があるので2cm厚のコラムスペーサ入れ、ハンドル高さが具合良くなりました。あと2cm位は挟み込めそうです。

■ステムの再塗装
ステムには切断時のパイプカッターの跡や買ったばかりの頃の慣れない輪行で傷が入っています。車体からステムを外し車用補修スプレーで再塗装しました。車用スプレーは値段が高い分シットリと仕上がり皮膜も強そうです。


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2004.12.30 create t.shiroyama