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伊能忠敬『測量日記』

九月朔日

 晴天。前と同じ。

 阿蘭陀出島館、並びに象を見た。

 (この年6月28日にセイロン産の象1頭を輸入したが、遠山景晋は小麦100俵を与えて積み戻させた。この象の絵の版画が残されている。ちなみに、この時のオランダ商館長はヘンドリック・ドーフ。しかし商館日記には忠敬のことは書かれていない)

唐館を見る。(忠敬の手紙によると、この日は唐船も見学に行っている)

 夜は曇り。
背景の地図は、長崎市長の承認を得て、同市発行の1万分の1地形図を複製したものです。
※長崎市都市計画課承認番号 長都計第10号 平成21年4月9日

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