遊    郭

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阿久井喜孝 他 編著『軍艦島実測調査資料集』東京電機大学出版局(1984)のP.647には、「大正14年の記録的な台風の結果、島の南端にあった木造3階の遊郭が倒壊した後、日給の1階に移転する。」の旨の記載があります。
「聞き書き軍艦島」(昭和49年1月10日発行・朝日新聞社編集)には、「昭和の初めの頃として、遊郭が三軒あって5円の書き付けを持っていくと朝まで遊べた。」の旨の記載があります。
島の先輩に聞いたところ、終戦直前には、31号棟が建つ位置に3軒の遊郭があったそうで、内1軒は外国人労働者の為に外国人の女性が働いていたそうです。
島の先輩に聞いたところ、昭和31年?売春禁止法が出来るまでは、24号棟のレンガ造りタンクの下(郵便局の裏)に遊郭があったそうです。
『主婦の友、(株)主婦の友社、昭和31年3月号、頁数74』には、「以前には、女郎屋さえあったという。が、これは、経営不振のため、業者がやめてしまつた。」の旨の記載があります。


 

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