＜２０１０．１２撮影＞
　あるＨＰでその存在を知り飯塚まで見学に行ってきました。説明には高さ１２ｍ、台の上部が１１．０５ｍ×６．３５ｍとあり、もの凄く大きい煉瓦構造物でした。
　詳しくは、http://www.kankou-iizuka.jp/homepage/?id=130　「飯塚市観光ポータル：福岡県飯塚市の観光総合情報サイト」の「巻き上げ機台座」をご覧願います。＜２０１０．１２撮影＞
　説明板には「巻き上げ機台座」と紹介されており、絵を見ますと、台座の用途がよく分かりました。

＜２０１０．１２撮影＞＜２０１０．１２撮影＞
　正面からの撮影です。

　上段の写真に写る説明板には「三菱炭礦」との記載がありますが、別の説明板には「三菱飯塚炭鉱」として下記事項（項目抜粋）の記載がありました。

大正　４年（１９１５年）	中島徳松、大徳炭鉱（飯塚炭鉱）の経営に着手
７年（１９１８年）	中島徳松、中島鉱業株式会社設立
１１年（１９２２年）	中島鉱業、飯塚炭鉱の経営を三菱鉱業に委託
昭和　４年（１９２９年）	中島鉱業全株式を三菱鉱業に譲渡、会社名を飯塚鉱業に改める
１１年（１９３６年）	飯塚鉱業株式会社を解散、三菱鉱業に合併し三菱飯塚鉱業所となる
３３年（１９５８年）	飯塚炭鉱工場課を廃止、筑豊製作所を設立　　飯塚鉱業所を縮小、飯塚炭鉱とする
３６年（１９６１年）	飯塚炭鉱閉山　　飯塚炭鉱株式会社発足（第二会社）
４０年（１９６５年）	第二会社閉山

＜２０１０．１２撮影＞
　裏側からの光景となります。なお、管理人の勝手な想像ですが、拙ＨＰの「蛎瀬坑」の頁の上から３番目の写真に、今回の「台座」に似た構造物が写っているような気がします。
右側が工事中で、左側がほぼ完成している「台座」の姿と思いますが如何でしょうか。＜２０１０．１２撮影＞
　直ぐ近くに、もう一基の台座らしき構造物がありました。ちなみに、今まで取り上げてきた台座は写真右下の部分に小さく写っています。
＜２０１０．１２撮影＞
　もう一基の台座らしき構造物を上記とは反対側から撮影しました。ちなみに、向きとしては、最初の写真と、ほぼ同じ向きの撮影となります。