2007.9 HAWAII ISLAND

2007年9月。
35歳の節目の年に長期の休みが取れたので、思い切って遠くへ行くことにした。
今回の行き先は、海外旅行の定番「ハワイ」。

実は、これまでハワイには行ったことがなかった。
それは、海外旅行で日本人と会うのが嫌だから。
しかし、なぜ、ハワイは多くの日本人を惹きつけるのか?
それを確かめるため、ハワイへ行くこととなった。

今回は、韓国・仁川空港経由で大韓航空機にてハワイへ。
5泊7日、宿泊はすべてホノルル。


数時間、韓国・仁川市を観光した後、ハワイへ出発。
機内では、マナーの悪い中国人と口論になったが、無事到着。
娯楽設備は整ってなかったが、大韓航空は快適だった。


さて、JTBのツアーは、ここアロハタワーから始まる。
実に、至れり尽くせり。
何でも揃っているし、まったく英語を使う必要がない。
これが日本人にハワイが人気である理由かもしれない。

流れ作業的、事務的な応対に、やや興が冷めてしまった。

さっそくワイキキ・ビーチへ。
あのダイヤモンドヘッドも見える。
やはり有名な観光地に立つと、わくわくしてしまう。

意外と、日本以外の国からの観光客が多い。
さすが国際的な観光地ハワイだ。


金曜日の夜はポリネシアンショーと花火があるというので、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジへ向かう。

途中に、韓国の俳優チョン・ジュノが経営に参加している「ハワイナホテル」があった。
小さいが、清潔そうなホテルだ。

初めて見るポリネシアンショーは、なかなか楽しかった。
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジは、海沿いにある大規模で豪華なホテル。やはり、海沿いのホテルにすれば良かった。


今回の宿泊ホテルは、シェラトン・プリンセスカイウラニホテル。
予算はあったが、海に面したホテルは予約が取れなかった

ワイキキの街は、夜遅くまで観光客で賑わっていた。
確かに、ここは楽しい。


次の日、ダイヤモンドヘッドの近くで開催される「KCCファーマーズマーケット」へ行った。
地元で採れた新鮮な野菜や果物、料理の屋台、蜂蜜、花、雑貨などが売られている。

ジンジャーエールやシナモン入りの蜂蜜などを購入した。
もう少し早い時間に行けば、もっと商品が並んでいたのだろう。
しかし、現地の生活に触れることが出来て、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。
ここは、お勧めの場所である。
ちなみに、毎週土曜日の午前中だけ開催されるそうだ。

ファーマーズマーケットからワイキキへ歩いて戻る。
天気も良く、気温もちょうど良い。
歩いていると、日本にないものがいろいろと見つかる。
いま、まさにハワイにいるのだ。
そう実感しながら、歩を進めていく。

ワイキキに近づいたところで、パレードと出会った。
かなり長いパレードのようだ。

帰国してから思ったことだが、ワイキキのこの辺り、長崎県雲仙市にある小浜温泉に似ている。
ちょうど小浜観光ホテルの前あたりから南串山方面へ向かう海沿いの通り。
そう感じるのは、私だけだろうか。

欧米の女性が、日焼けも気にせず水着でパレードを見ている。

ワイキキ・ビーチでは航空機ショーをやっていた。

編隊を組んで、数機の戦闘機がアクロバット飛行を披露していた。
つい先日、長崎県大村市の自衛隊航空機ショーを見たばかりだったが、迫力がまったく違い、ホテルに当たらないかと心配してしまうほどの勢いだった。

伝説のサーファー・デューク・カハナモクの像。

この辺りには、この他にも数体の像が設置されている。
実は、先述の小浜温泉にも海沿いの通りに空海の像があり、同じような雰囲気を醸し出している。

小浜温泉へ行くと、ワイキキ・ビーチを思い出してしまう。

ワイキキ3日目。
ワイケレ・プレミアム・アウトレットへ行った後、繁華街の喧騒から逃れるように、ダイヤモンドヘッドへ向かう。

中腹までバスで行くが、途中から歩くことになる。
散歩ぐらいのつもりでいたが、これは大きな勘違いだった。


写真では見づらいが、くねくねとした道をひたすら登っていく。
かなり、きつい。

下を見ると、別荘地だろうか、海に面したところに家が並んでいる。

ダイヤモンドヘッドの中腹には、基地がある。

かなり高いところまで登ってきた。

ダイヤモンドヘッドの裏側にも住宅地が広がっているのが分かる。
山の頂上に向かって住宅地が広がる風景は、長崎市のようだ。
小江原ニュータウンといったところか。

ダイヤモンドヘッド頂上の展望台からワイキキの街並みを見下ろす。

頂上に来るには、ひたすら長い階段を上らないといけない。
しかし、その疲れを忘れさせるような壮観な景色である。

よくテレビや本で見た景色が、いま目の前にある。
ちょっとした感動を覚えた。

ゆっくり眺めていたかったのだが、小さい虫がたくさん飛んでいて、残念ながら、長い間は見ることは出来なかった。

帰り道、ペアルックの仲良しマッチョマンがいた。
ローズ・マリーみたいだ。
下の方には、手すりを使って懸垂をしているマッチョマンもいた。

中腹にある基地の敷地で見つけた、いわゆる「この木なんの木」。

本物の「この木なんの木」を見に行くツアーもあったが、ハワイでは至るところで、この種類の木を見ることが出来た。

この後、カハラモールへ。
メイシーズなどが入ったショッピングモール。
それほど広くなかったが、お洒落で良い感じのモールだった。

ワイキキ4日目。
実は、この日はハワイ島へ行く予定だった。
現地の旅行会社に申し込み、早朝5:00の送迎バスを待っていたら、勝手にキャンセルをされており、行けなかった。

朝すぐに、その旅行会社へ行き、猛クレーム。
英語での交渉は嫁に任せ、隣で従業員にガンつけ。
ハワイ島ツアーは翌日に行くことになった。

予定が変わったので、この日はアラモアナショッピングセンターへ。

ショッピングの後、イオラニ宮殿へ行った。
この辺りは、ガイドブックによると、治安がよくないとのこと。
やや警戒しながら、観光をする。

イオラニ宮殿は、美しい外観をしている。
残念ながら、この日は宮殿に入ることが出来なかった。

カメハメハ大王の像。

4日目にして、ようやく歴史的な遺構に訪れたことになる。
ハワイに来て、何となく物足らない気持ちになっていたのは、このためだろうか。
やはり、その土地の歴史に触れないと旅行に深みが出てこない。

いったんホテルへ戻り、アロハタワーの近くにある埠頭へ。
早朝からの成り行きで、今夜は現地発着ツアーのクルーズに参加することになった。

このツアーは、クルーズにバイキング料理が付いている。

欧米、中国、韓国など、多くの国からの観光客が参加していた。
日本人はいなかったようだ。

JTBのツアーで、オプションツアーまで決めてしまうと、日本人ばかりになってしまうが、予約などでトラブルは少ないだろうから、一長一短といったところか。

海上からワイキキを眺める。
ちょうど宿泊したホテル付近だ。

美しい夕暮れ。
大きな船が見える。
これは、JTBのツアーで申し込むことが出来るクルーズ船のようだ。

食事が終わると、スタッフによる踊りが始まる。
陽気なポリネシアンの踊りは、見てるだけで楽しい。

やがて、踊りの輪は客全体に広がる。
船の中は、チームに分かれて、ダンス大会となった。

いろんな国の人が、一緒に踊り楽しむ。
その風景は、とても美しく素晴らしい。
観光は、平和産業だということを実感することが出来た。
実に、楽しいひとときであった。

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