菱形の池・四十九池神社・宝田温泉(2011.9.3)

今日は、朝から作業があったので、昼からの出発。
行き先は、植木町と玉名市。

植木町では、「菱形の池」へ。
同じ職場の植木町出身者から聞いた場所。

地図で道を調べながら、どうにか到着。
植木バイパスが出来て、道が少し変わっていた。

駐車場の前に、磨崖仏群の標示があった。
国道208号に磨崖仏の案内があるが、このことだろうか。

この坂道を登るようだが、草が鬱蒼としていたので、早々に断念。
最近、簡単に断念している・・・
蛇や蜂などがいたら大変だとはいえ、それで良いのだろうか・・・

もっと人生、攻めなければ!
と思いつつ、今日は時間もないので、やっぱり磨崖仏は断念。

菱形の池の標柱。

菱形の池だ。

確かに、菱形の形をしている。

ここに、八幡神が現れ、やがて、大分県の宇佐神宮へ移ったとのこと。

菱形八幡宮の石灯籠。

もともと菱形の池だったが、切石で周りを囲ったという説があるとのこと。
少量だが、水が湧き出ている。

不思議な場所であった。
せめて、説明板が欲しいところ。

場所を移動して、JR新玉名駅へ。

売店に、ハニーローザアイスクリームがあった。
迷わず、購入。

ハニーローザは、玉東町特産のスモモで、県の推奨産品となっている。
旬が短いので、スモモ自体を味わうことが難しい。
そのため、アイスクリームを作っているそうだ。

この日は、嫁を連れて、玉名市内を散策。
ここまで、梅林天満宮〜玉名大神宮〜広福禅寺〜山田神社と回った。

その後、訪れたのが、ここ四十九池神社。

参道が長く、狛犬や石灯籠がたくさん並んでいる。

三猿。
しかし、こちらは、よく話して、よく見て、よく聞く。

三猿。
こちらは、見ざる、言わざる、聞かざる。

形が変な三猿もあった。

やはり、この教訓は大事。
他人の仕事に気付くことがあっても、見ない。
馬鹿な話が聞こえてきても、聞かない。
言いたいことがあっても、言わない。

自分のことだけ、問題なくやっていれば、良い。
周りのことまで、いろいろ考えたら、イライラするから・・・

1582年に小代氏と大野氏の争いがあった。
大野氏の武士49人が討死し、その魂が四十九池に現れた。
そのため、四十九池神社と言われるとのこと。

また、大野氏の女性49人が小代氏に追われ、池に入水した。
そのことが名称の由来になったという説もあるそうだ。

また、四十九池は、景行天皇が九州遠征時に立ち寄った行宮の地としても知られているそうだ。
玉名は、神代の史跡が多く残る場所。
他の地域にはない、神秘的な雰囲気が漂っている。
知れば知るほど、興味深い土地だ。

この後、蓮華院誕生寺へ。
玉名散策は、これで終わり。

今日は、以前から気になっていた温泉へ。
植木町にある宝田温泉「宝の湯」。

なんと入浴料200円。
地元の人たちがたくさん訪れていた。
露天風呂は温度が低かったが、お湯がトロトロしていて、とても気持ちが良かった。
ネット上で評判が良かったので、一度行ってみようと思っていたところ。
噂どおりの公衆浴場だった。

帰り道に見つけた、南田島の放牛地蔵。
放牛は、無礼討ちされた父のために出家して、100体を超える地蔵を作ったという。
そのうちの一体とのこと。

運転中に、こういう史跡の標柱を見つけると、すごく気になる。
これも歴史好きの性か。

今日は昼からの行動だったが、とても充実した一日であった。

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