熊本生活も、あと半年となってしまった。 とても残念。 昨日、御所浦1泊2日旅行をしたばかりだが、3連休最終日も出かけることに。 場所は、海から一転して、南阿蘇の高森町。 ここは、奥阿蘇物産館。 高森町中心部から5〜6km離れており、途中、山都町を通る。 宮崎県との県境に近いところにある。 |
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本日の目的地である草部吉見神社。 |
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三大下り宮の一つとして、有名な神社である。 |
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残りの二つは、宮崎県の鵜戸神宮と群馬県の貴前神社。 |
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草部と書いて、「くさかべ」と読む。 |
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社殿は、1556年に甲斐親成により建立された。 その後、1772年に里人により補修されたとのこと。 |
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御祭神は、神武天皇の長男である彦八井耳命。 水を自由に操る力を持った神様である。 |
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御塩井。 水がこんこんと湧き出ている。 「吉見」という地名は、「吉い水」に由来しているそうだ。 |
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社殿の戸にある彫刻。 鷹?と猿?が戦っている様子が描かれている。 意匠が、とても素晴らしい。 |
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境内も広い。 舞台と社務所がある。 |
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御神木。 樹齢は700年〜1000年とのこと。 |
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荘厳な雰囲気が漂う神社であった。 とても良い。 |
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下り宮なので、帰りは上らなければならない。 当然のことながら、階段は辛い。 |
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草部吉見神社を後にして、次の目的地へ。 ここは、途中で休んだ月廻公園。 多くの家族連れが遊びに来ていた。 ここからは、猫岳が綺麗に見える。 |
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国道265号を竹田方面へ向かい、目的地である上色見熊野座神社へ。 |
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下からは、社殿が見えない。 |
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少し上がってみたが、まだ見えない。 |
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これは、きつい。 階段もガタガタだし、蛇や蜂がおるかもしれない・・・ やめようかと思ったところ、舗装された道を発見。 車で上ることにした。 |
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車で上る途中、親子連れ2組と会った。 彼らは、歩いて登ったようだ。 坂道は、どんどん急になってきた。 何かの拍子で、いったん車を停めてしまった。 再度、発進しようとしたが、馬力が足らず、車は下がる一方。 ちょうど駐車スペースがあったので、そこに駐車することにした。 |
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結局、社殿は、すごい山の上にあった。 歩いてきたら、さぞかし大変だったろう・・・ |
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上色見熊野座神社。 |
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祭神は、イザナギノミコトとイザナミノミコト。 |
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別名を、穿戸権現という。 |
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社殿の裏手に、風穴がある。 |
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ここは、パワースポットとして有名な場所である。 |
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建磐龍命の従者である鬼八が蹴破ったといわれる。 |
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風穴からもれる光は、とても神秘的だ。 |
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風穴の奥は、谷になっている。 |
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心地良い風が吹いている。 とても心が癒される場所だ。 |
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風穴から見た上色見熊野座神社。 とても神秘的で素晴らしい場所であった。 |
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最後に、竹崎水源へ。 |
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大学時代に訪れたことがあったが、綺麗だったという印象だけが残っている。 |
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竹崎水源の近くには、駐車場がない。 |
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そのため、竹崎水源までは、少し歩かなければならない。 |
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南阿蘇から見る阿蘇五岳と実った稲穂が、とても美しい。 |
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竹崎水源に到着。 |
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ここは、他の水源と違って、あまり整備されていないので、とても良い。 |
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1秒間に2トン、毎分120トン、1日17万2千トンという、ものすごい湧水量。 |
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竹崎水源の水は、久木野の水田に供給されている。 この水源が枯れてしまうと、農業が出来なくなってしまうそうだ。 |
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南阿蘇の風景は、本当に心が和む。 |
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老後は、こんなところで生活したいものだ。 |
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帰りに、西原村にある白糸の滝へ。 |
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ここには、大学時代によく訪れた。 一番のお気に入りの場所だ。 |
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大学時代は、すごく狭い道を通って、ここまで来ていた。 その道がどこだったのか、いまはもう分からない。 現在は、ものすごく綺麗な道が整備されている。 交流館「糸舞季」もあり、夏には流しそうめんや地元の米や甘味を食べることが出来る。 この日も多くの人が訪れていた。 |
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この滝は、日本一美しい滝だと思う。 とても心が癒されるが、同時にすごい緊張感もある。 この滝には、すごく惹かれてしまう。 理由は分からないが、最初に見た衝撃は、ものすごく大きかった。 今も、行くたびに衝撃を受ける。 あまり俗っぽくなって欲しくないものだ。 |
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滝の近くには、綺麗な棚田があった。 3連休、ずっと遊びっぱなしだったので、疲れてしまった。 遊びとはいえ、これは仕事の一環。 まだ、行っていないメジャーな観光地は、たくさん残っている。 熊本の生活も、あと半年となった。 公私ともに悔いが残らないようにしたい。 |