2007 3 平戸市的山大島

神浦の切符売り場である。
到着時間に合わせて、切符売りの人が来る。
船が出ると、また帰っていった。

観光案内板を確認する。
小さな道が入り組んでいるようだ。
運転は大丈夫だろうか。


切符売り場から見た風景。

人は歩いていない。
しかし、先の方には人家が見える。


お土産屋さんである。
島の観光地である「古い町並み」の場所を尋ねた。
笑いながら「そんなに大したところじゃないですよ」と言われる。

観光客は非日常を求めて、旅をする。
島では当たり前の景色でも、そこに価値が隠れているのだ。
まずは、島の人がそれに気付かなければならない。

鯛茶漬けを購入した。
醤油に漬け込んだもので、美味しかった。

2日で食べてしまった。

思えば、この島で店の看板を出しているのは、ここくらい。
看板がないのも、この島の特徴かもしれない。

奥に進むと、集落が現れた。
郵便局から天降神社方面を見た風景。
漁船がたくさん停泊している。

土産屋で場所を確認した神浦地区の町並み。
江戸末期から昭和初期までの建物があるが、説明はない。
このような風景は、他の島では見られない。
本土でも珍しいのではないだろうか。


並んだ家屋の中には、店舗もある。
しかし、看板は出ていない。

各家屋に施された意匠を見て回る。


古い町並みを抜けると、寺があった。
島には鯨の供養塔や古い墓や碑もある。
案内板はあるが、場所が分かりづらく、今回は断念した。


寺の先にも古い町並みがあった。
左の建物は町屋建造物として開放されているが、この日は閉まっていた。
休憩所を兼ねた資料館だが、土日に閉まっては意味がない。
まだ、観光地になっていないのかもしれない。
これだけの資産がありながら、もったいない。

商店が並んでいる。
幻の酒「的山」があると、事前に友人に聞いていたので、酒屋に入ってみた。
残念ながら、ここでは取り扱っていなかった。
噂のとおり、幻なのだろうか。

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