YAMAHONのボトムブラケット交換

YAMAHON標準のボトムブラケット(BB)は貧弱なのでshimano製に交換しました。
改造するとメーカーや販売店の保証を受けられません。整備・調整不良等で怪我や命を落とす危険性もありますので個人の責任で改造してください。

■クランクとBBを外す
クランク抜きにはコッタレスクランク専用工具(シマノTL-FC10)が必要です。
クランプキャップを外すとクランクを固定しているボルトが見えます。ボルトは14oレンチで外しますが、コッタレスクランク専用工具の回す穴も同径なのでひっくり返えして使うことができます。

ボルトを抜いた後にコッタレスクランク専用工具をクランクにねじ込み、中心部をグイグイとねじ込んでいくとクランクが外れます。BB軸加工精度が悪いのか強固に締まっていたので抜くのが大変でした。

次はBBの左ワンを外しますが、ホームセンターで買ったLIFU万能スパナ?にフックレンチが付いていたのでこれで外すことができました。BB本体や右ワンは300oモンキーレンチで外しました。
■BBの比較、取付
上がYAMAHONに付いていたものでカップアンドコーンと呼ばれているそうです。回すとゴリゴリしますが特に悪い感じではありません、ホイールのハブの感触に似ています。

下が交換するBB、シマノBB-UN53(サイズ:68-110)、その右にあるのはボトムブラケット取り付け工具TL-UN74S 。シマノBBはグリスが固いのですが滑らかな回り方でゴリゴリ感がありません。

BBを組付けボトムブラケット取り付け工具で締め付けます。既に交換済みの方のコメント通りBB用タッピングが良くありません。良く見るとタッピング部分にも塗装がしてあり、ねじ込みが渋い一因かも知れません。タップ部分をワイヤーブラシで擦ったりキリでガシガシ擦りましたが改善はありませんでした。
■チェーンガードの干渉
BB交換でクランクが内側に入り、内側チェーンガードとチェーンステーが干渉しました。内側のチェーンガードを外し対処、外側のみ取り付けました。

■試走
ペダルを踏む際のゴロゴロ感が無くなり軽い感じを受けます。BBでロスするエネルギーは微々たるものだと思われ交換による改善も僅か?、必死で漕いでも最高速度は変わりませんでした。8速化で最高42km/h、目標の45km/hは険しいのデス。最高速度はリア11Tと13Tでも同じ、脚力と心肺機能の限界かも知れません。


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2005.3.6 create t.shiroyama