CDラジカセの改造
先日のCDラジオ改造に気を良くしてカミサンのCDラジカセを改造しました。 カミサンから改造して欲しいとのことで気軽な改造です。 |
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正面から見た中身。基板はL字型に組んであり、カセット基板はカセットメカ側に付いています。垂直に立っているのがCDP基板。 消費電力(電源トランス)は13Wで先日改造したCDラジオも略同じ、据置型CDPも同じ容量のものが多いようです。 |
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背面から見た中身。CDP用ICはASP、DSP、モータドライバに加えマイクロコンピュータが付いています。新しいCDラジオのマイコンは載っていません。 |
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思ったより窮屈な中身です。電源トランスの整流直後のコンデンサは3,300μFが付いていますが、2,200μF追加しました。両面テープで固定してリード線で接続です。音量を上げると音が割れていましたが、略フルボリュームまで音が割れません。 | |
スペースの都合、基板裏に電解コンデンサを付けるのは難しい。基板端っこにとりあえず1個追加。既に付いている部品面側コンデンサを外し、大きな容量のものを付けました。 総計5〜6,000μF位追加したのみですが音が激変。透明感が出てメリハリのある音です。CDラジカセを揺すっても音飛びし難くなりました、心持ちサーチ時間も早くなった感じです。音量を上げると今まで感じなかったケースの振動があります。スピーカ駆動力が強力になったのでしょう。箱鳴りがあるようで少し低域がこもり気味、鉛テープでも貼ると良いのでしょうがカミサン用なので手抜き。 ラジオ部分は未改造ですが、アンプ側のコンデンサ増が効いてスッキリした音が出てきました。 カミサンのCDラジカセなのでソコソコの改造で良しとしました。簡単な改造で速効、音の変化が明快です。 |
2006.2.6 create t.shiroyama