○高島炭鉱模型
*本HPの写真・図版等の転載・転用等を固く禁止します。
<2015.07撮影> 長崎市にあるグラバー園に「高島炭鉱模型」が設置されましたので、その写真に、私が感じた内容を記載しています。記載内容について間違い等がある場合はご指導をいただけますよう、よろしくお願いします。
※現在は展示されていません。
<2015.07撮影> 板の上に島が載っており、板の下の部分は地層を示しています。
<2015.07撮影> 模型の説明です。
抜粋しますと、「原作は明治42年作であり、北から飛島、高島、二子島、中の島、端島と並び、現在は埋め立てられている高島と二子島はまだつながっていません。縮尺は水平方向2000分の1、縦方向は1000分の1で高さが誇張されています。高島の西側の崖に石炭の層が描かれ、さらに海底面下に連続して海底炭田を作っている様子が理解できます。黄色は砂岩、青は頁岩、黒が石炭層を表しています。なお、本模型は原作のものに基づいて新たに制作されたものです。」との説明があります。
〔 高 島 〕
<2015.07撮影> 高島の一番手前が蛎瀬坑の付近でしょうか。蛎瀬街道となる道路も見えております。
<2015.07撮影> 写真左側が百間崎坑跡(百万)で、写真右側が北渓井坑跡付近(本町、本村)となるようです。残念ながら、小島には、グラバー別邸なる建物はないようです。
<2015.07撮影> 百万方向から仲山方向を見る光景かと思います。
〔 二子島 〕
<2015.07撮影> 左(高島)側の小高い部分が上二子島で、右側の小高い部分が下二子島になります。
<2015.07撮影> 左側が高島で、右側の小さな島が二子島となります。
〔 中の島 〕
<2015.07撮影> 端島側ですが、護岸や平地の姿が伺えます。
<2015.07撮影> 建物が一軒、残って?います。
〔 端島 〕
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<2015.07撮影> 30号棟や日給は建っていません。護岸の高さも一律ではなく、場所によって高さを違えています。
<2015.07撮影> 島を東側から見た光景です。こちらも、護岸の高さは一律ではなく、場所によって高さを違えています。
<2015.07撮影> 私の勝手な思いですが、その昔、隔離病棟付近にあった「すべり」も再現されております。また、57号棟、2~4号棟、13~15号棟があった場所等島の特徴が伺えます。
<2015.07撮影> 俯瞰図になるかと思います。なお、一部に違いもありますが、砿業所用地にある建物や岩礁の高い部分にある建物の屋根の色が黒っぽく塗られていて、他の場所の建物と何かの違いを示しているように思えます。
<2015.07撮影> 住宅地側の光景です。