鹿肉のカルパッチョ。 |
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イノシシと地鶏の串焼き。 このほか、ヤマメの塩焼きも出てきた。 豪華な夕食だ。 |
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サンショウ、雪ノ下、ショウガ、オクラの天ぷら。 どれも美味。 |
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手打ちのザルソバが出てきた。 これも、ものすごく美味しかった。 どの料理も、それだけを食べに来たいと思うくらい美味だった。 また、料理と同じくらい、宿の主人の話も興味深く良かった。 鹿の害がすごくて、山が枯れているとのこと。 五木は、鹿ではなく猿の害がひどいらしい。 また、どの家でも猟犬を飼っているそうだが、これが怖い。 猪などを仕留める際は、集団で襲うそうだ。 集団で襲うのが癖になっていて、仲間内でも襲うことがあるらしい。 人間を襲うこともあるとのこと。 |
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角が生えた鹿は凶暴で、猟犬を突き殺すこともあるらしい。 宿の主人も鹿に襲われて、格闘したそうだ。 マンガ「流れ星銀河」や東北のマタギのような話だ。 貴重な話を聞くことが出来た。 これこそ、五家荘の民宿に泊まる醍醐味であろう。 |
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2日目。 朝食を食べる部屋に、西郷さんの肖像画が飾られていた。 |
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朝食も豪華。 しかも美味。 つい、食べ過ぎてしまった。 |
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客室前の廊下。 ごみ一つ落ちていない。 綺麗な宿だ。 |
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平家荘の見取り図。 絵が可愛い。 |
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こういう秘境の地で、最高のおもてなしを受けることが出来た。 このおもてなしを受けるためなら、誰もが来たいだろうなぁと思う。 女性に大受けしそうな感じもするが、道が狭いのがネック。 道が広くなれば、自然が破壊されるし、難しいところ。 |
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人あるところに人なし、人なきところに人あり。 まさに、そんな感じがした。 宿の主人は、一度五家荘を離れて、初めて五家荘の紅葉の素晴らしさに気付いたという。 外からの視点が大事だということだろう。 今まで泊まったところで、一番印象が良い施設であった。 |
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平家荘を後にして、梅の木轟公園へ。 |
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平成元年に建設された吊り橋。 橋長116m、高さ55m。 |
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吊り橋とはいえ、非常にしっかりした造り。 |
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意外と高さを感じることなく、恐怖心もなかった。 もともと吊り橋は、あまり怖くない。 |
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梅の木轟の滝へ進む。 木製の吊り橋が現れた。 さっきの吊り橋より、こっちの木製の吊り橋の方が怖い。 |
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すごい勢いで水が流れている。 |
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上の方に滝があるようだ。 |
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この坂は、ちょっときつかった。 ここで疲れたのが、後で車に酔った原因となる。 |
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梅の木轟の滝。 |
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落差38m。 高さは大したことないが、間近で見られるので、迫力がすごい。 |
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渓谷美が美しい。 気持ちが良い。 |
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昇竜の滝、梅が枝の滝があるそうだが、どれか分からなかった。 |
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ここで、何とカメラが壊れてしまった。 以降、携帯電話のカメラで撮影。 ショック・・・ |
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梅の木轟公園吊り橋から下を覗く。 高すぎて、よく分からない。 |
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風が強いときは、怖いだろうな・・・ |
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支柱がないPC吊床版橋としては、日本最長だそうだ。 |
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どうやって作ったのだろう・・・ 素朴な疑問である。 紅葉の時期は、すごく綺麗だろう。 その時期は、狭い道が渋滞するというから大変だ。 一方通行になるので、離合の心配はないが・・・ |
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場所が変わって、樅木の吊り橋へ。 |
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以前は、かずら橋だったそうだ。 今は、地元の杉や栗の木を使っている。 |
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見下ろすと、下にも吊り橋があった。 |
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いま通っている上の橋は、あやとり橋。 橋長72m、高さ35m。 |
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今から渡る下の橋は、しゃくなげ橋。 橋長59m、高さ17m。 |
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あやとり橋を見る。 こうやって下から見ると、すごく高いのが分かる。 |
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それにしても川の水が澄んでいて、すごく綺麗だ。 |
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ここの吊り橋は、足元が空いている。 しかし、全く怖くない。 |
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とても楽しい吊り橋であった。 |
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かずら橋だった頃は、怖かっただろうな・・・ |
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この吊り橋は、五家荘を代表する風景として、ポスター等に使われている。 |
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五家荘を巡る旅も、ここで最後。 総じて、ここでしか味わうことが出来ない、貴重な旅であった。 |
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朝食を食べ過ぎて、梅の木轟の滝で疲れたこともあり、具合が悪くなってきた。 2日目もちゃんと酔い止めを飲んでいたのに、効かない・・・ |
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集落の形状が美しい「岩奥」地区。 行ったことはないが、韓国の安東河回村を思い出した。 この頃は、もう車酔いでダウン。 後は、後部座席で寝たまんまになってしまった・・・ 五家荘は、菅原道真、平家の落人伝説が残り、恋物語もある。 伝統的な踊りや風習、素敵な民宿、美しい自然もある。 これは、外国人には、ものすごく受けが良いと思う。 アレックス・カー辺りが好みそうな感じがする。 足らない点と言えば、人の営み。 農業、林業などの産業が、もっと見えてくれば、良いかもしれない。 人の生活が見えてくれば、魅力を増すのではなかろうか。 あと10年したら、どうなっているだろうか・・・ このまま消えてしまっては、あまりにもったいない。 みんな、今のうちに行っておくべきだと思う。 |