平成18年9月、佐世保市と合併した宇久島へ渡る。 宇久町は、合併する前から長崎県で一番と言って良いほど、存在が薄かった。 合併して、さらに県内での知名度は下がったのではなかろうか。 そんな宇久を佐世保市民に知ってもらうために企画されたツアーに参加した。 合併した市町村を知ること、これはとても良い機会である。 |
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宇久島は、仕事で数回訪れたことがあるが、観光するのは今回が初めて。 今回は、全食事と宿泊に島内観光のタクシーが付いている。 しかも、ボランティアガイドさんの説明付きだ。 |
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針尾の無線塔が見えた。 地理的には見えるのだろうが、予想はしていなかった。 思いがけない景色にちょっと驚いた。 |
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やがて、大島大橋と大島造船所が見えてきた。 この方向から見たのは初めてだ。 妙に嬉しくなる。 |
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佐世保港を後にして、船は宇久島へ向かう。 |
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観光客のほか、家族連れや会社の集まりなどで、船内は賑やかだ。 この賑やかさも、船に揺られて、やがて静かになる。 フェリーに乗ったら、まずは自分の寝るスペースを確保すること。 次に、枕と毛布を確保する。 また、ビールとつまみを買っておく。 これが、フェリー乗船時の鉄則である。 |
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船は、平戸島を見ながら宇久島へ向かう。 宇久島へはフェリーのほかに、高速船も出ている。 急ぐ旅でなければ、ぜひフェリーに乗ることをお薦めしたい。 雄大な景色を、じっくりと見る、それが船旅の醍醐味である。 |
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宇久島に到着した。 宇久平漁港のターミナルである。 |
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源平合戦に敗れ、宇久島に流れ着いた平家盛主従の像である。 ターミナルの前にあり、観光客を迎えてくれる。 宇久氏は、やがて宇久島から福江島へ移り、五島氏の始祖となる。 宇久島は、五島発祥の地なのである。 次のページへ続く「NEXT」をクリック! |