YAMAHONにフロントディレーラ取付

フロントW化を図りましたがフロントディレーラが付いていない...FD台座を作りました。
改造するとメーカーや販売店の保証を受けられません。整備・調整不良等で怪我や命を落とす危険性もありますので個人の責任で改造してください。

■FD台座の製作〜取付

アルミ板を切り出し台座を作りました。バンドは2o厚、FD&アウター取付金具は3o厚でバイスや丸棒を使い所定の形状に曲げました。FD&アウター取付金具は皿ネジを使って固定します。
製作した金具類はクリアラッカーを吹きましたがFDの表面処理に似て良い感じです。

実際に取り付け上手くシフトすることを確認しました。

■部品

シフターはシマノのALIVIO/SL-MC20(ラピッドファイヤー)、FDはTIAGRA/ FD-4400-Fを使いました。RDシフターもレボシフトからSL-MC20に交換しハンドル回りがスッキリしました。
シフターはマウンテンバイク用、RDはロード用の混在ですがワイヤーの遊びを調整すると上手くシフトします。
■FD台座の再製作

FD台座は頑丈にできましたが、ネジ止めが物々しく厳つい感じで宜しくありません。部品点数削減も兼ね再製作しました。

アウター受けや折り曲げ部分はアルミ硬ロウを使って溶接しました。ホームセンターでガストーチランプ、フラックス、アルミ硬ロウを調達し数回試し溶接。フラックスが固まり再度流れ出す頃に硬ロウを添えると、スーッとロウが流れてます。加熱が過ぎるとアルミ母材が溶けるので要注意です。
フラックスを水洗い+真鍮ワイヤーブラシで取り除きクリアラッカーを吹きました。

アルミ材は溶接で焼きなまされたのか柔らかくなりましたが、組付けるとしっかりしています。シフトケーブルの曲がりがきついのでフレキシブルアジャスターを使っています。

シフターを調整し試走しましたがスムーズに変速します。軍手シフトより格段に良いです、当然ですが。
■後輪を後にずらす

フロントをインナー、リアをトップ(8速)にするとチェーンが僅かにスプロケットやフロンとディレーラに接触しチリチリと音が出ます。
後輪を1cm位後ろにずらすと接触が無くなり静かになりました。


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2005.4.24 create t.shiroyama