FFTソフトの使い方
B&W・SP(スピーカ)を改造する際、PC(パソコン)を使ったFFTソフトが大変役に立ちました。計測、パソコンの専門家ではありませんので詳しい説明はできませんが、SP周波数測定時の参考にして頂けると幸いです。また簡易的ではありますがSPインピーダンスの傾向を知ることができるので、SP・BOXのバスレフダクト調整に役立つと思います。
信号波形はFFTを用いると基本波、基本波×2次、基本波×3次、...、基本波×n次の周波数(サイン波)に分けることができます(構成している周波数成分が分かる)。音響、振動解析で良く用いられる手法です。
たとえば歪みのない1KHzのサイン波をFFTにかけると、1KHzにピークが現れます。(下図参照)
(詳しくは専門書を見て下さい)
PC(DOS/V) |
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サウンドカード |
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マイク |
広帯域の全指向性(無指向性)マイクが望ましいのですが、パソコンに付属しているマイクでも十分使えます。(画像左端)
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フリーソフト WaveSpectraを使いました。 上級者向けにシェアウエア サウンドモニターFFT Waveがあります(試用期間は一ヶ月) |
FFT音源 |
ホワイトノイズ発生にフリーソフト WaveGeneを使います。 サイン波、ホワイトノイズ等の波形が出力できます |
スイープトーンが入ったCD (あると便利) |
スイープトーンで計ると細かな凹凸が分かります。
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マイクスタンド |
マイクを手で持って測定できますがマイクスタンド、カメラ三脚があると便利です |