オーディオ小物

小物類(オーディオアクセサリ)の問い合わせが多いので使っているものをご紹介します。怪しげで高価な小物は使っていません。

ラック
お馴染みのTAOCの5段棚、柱を20cm程切断し低くしています。切断部には木材を詰め、同色のペイントを施しました。
足はスパイク式、SUS(ステンレス)円盤でスパイクを受け、棚板も4点ピンポイント支持です。オープンラックなので使い勝手も良好です。

2wayホーン+マルチch時代はラック内にギッシリと機器が詰まっていましたが、今は良い具合となっています。

雑誌評通り締まった音となります。棚板の高さを変えるときはラック全体の分解が必要です。重量が50kg位で体力を要しますが、電動ドリルでネジの緩め〜締めを行うと30分位で棚板移動が可能です。

アンプ足もTAOCインシュレータを使っています。
SPベース
TAOCのブックシェルフ用スタンドのベース部分のみ使っています。
足はスパイク式です。スパイクを受けるSUS円盤が見えます。(ラックと同じ)
SP付属のスパイクで床置きした場合と比べソリッドな音です。
ACタップ
電材店で部材を購入し、かなり安く仕上がりました
電源ケーブルは2スケア?リッツ線です、太く短く。
ラインケーブル
■上
アクロテックの安いものです。

■下
モガミのプラグと藤倉PCOCCマイクケーブル(2芯)で自作しました。

他に日立、オーディオテクニカ、モガミ等のケーブルで自作しましたが現在はこの2種類に落ち着いています。
被服が柔らかいものは音も柔らかく、硬いものは音も硬いようです。
SPケーブル
SPに電力を供給するので太く短く使っています。低インピーダンスSPはケーブルの最大抵抗値を指定しているものまであります。
■上
電材店で購入した5.5スケア・ゴムキャブタイヤケーブルの被服を剥がして使っています。ズッシリと重く頼もしいものがあります。もう一回り太くしたいのですがSPターミナルは5.5スケアが限度です。
■下
Tara Labsのスターカッドケーブル(PCOCC)で2〜3スケア程あります、1本の銅線が太く硬いケーブルです。

他にOFC、PCOCCのケーブルも使いましたが、高価な割に効用が少ないようです。
部屋(小物ではありませんが) 11畳位の細長い部屋に簡易防音を施しています。簡易版ですが坪単価が倍となり家族への説得は大変でした。
■ドア
ダイケン防音ドア
■床
50oグラスウール(部分的)+12oコンパネ+15oフローリング材
■壁
50〜100oグラスウール+遮音シート(永大)+12o石膏ボード
■天井
50oグラスウール+9o石膏ボード+遮音シート付天上材(ダイケン・オトテン)
■窓
2重サッシの予定でしたが手違いで2重ガラス。建替え前の2重サッシと比べ遮音性能は劣りますが、掃除が楽です。
■換気扇
一般の換気扇です。屋外は防音ダクト(松下)を付けています。

床、壁は叩くとコツコツとした音で防音効果が分かり、グラスウールの効果で空調が良く効きます。グラスウールは一般家屋用の断熱材と異なり、密度が高く重いものです。カチカチのグラスウールもありましたが予算の都合で止めました。
施工費を浮かせるため吸音材、遮音シートは自分で施工しました。
帽子、ゴーグル、マスク、手袋を付け吸音材を詰める...大変でした。(2度とやりたくありません)

★一般の設計〜施工業者さんは防音工事の経験が無いようで、ダイケン等から分厚いカタログをもらい勉強しました。

2001/11/04 t.shiroyama