第5回 九州例会
5回例会が2002年9月28日(土)崇城大学(熊本)で開かれました。新たに数名の方が参加されています。
今回も球/石アンプの他OTLアンプ、MFBスピーカと盛り沢山でした。
スピーカはALTEC/604−8G(村田先生)、B&W/Nautilus804改造品(城山)を使いました。明記がないものはALTECスピーカを使っています。
竹石さん(福岡) |
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宮崎さん(福岡) |
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堤田さん(福岡) ご自宅では38cmウーハ+TQWTでパイプオルガンを再生されているとの事、OTLは必須ですね。 ●金田式・球プリアンプ(ECC81x4) 各OTLアンプをドライブしています。 ●6C19P・OTLアンプ(前段6AQ8、6FQ7) 6C33Bより球っぽい感じです。 ●6C33B・OTLアンプ(モノアンプx2台) 前段6AQ8他 迫力のある熱いアンプです。低域〜高域がスカッと抜けます。夏場の使用は辛いところがあります。 |
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酒井さん(熊本) ●300Bシングルアンプ(イントラ) イントラ特有の力強さがあります。インプットトランスはOPTの後ろに隠れています。 ●300Bシングルアンプ(CR結合) イントラと比べワイドレンジ、細部が見通せます。リラックスして聴かせる良い雰囲気です。 |
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岸田さん(熊本) ●6384・A級PP(全段差動モノアンプx2台) 例会当日の朝にでき上がったもの、調整不足で出力不足、残念。この球は独特のキャラクターがありました。 ●EL156・PPアンプ(前段E80F、6BQ5) 100W出力トランス+パワーでB&Wが豪快に鳴ります。持ち上げるとズッシリ重い。 |
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相川さん(佐賀) ●6GA4シングルアンプ 入手困難な3極管+LUXトランスでマイルドな音。 ●マツダ2A3シングルアンプ(モノ、前段6V6G) 左右入力を合わせモノ再生。SPも片chのみで音出し。左右SPをパラ接続すれば良かった、事遅し ^^; |
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溝上さん(長崎) アンプ作りが再燃して一気に数台作られたそうです。 ●50CA10シングルアンプ 終段はNEC純正で軽く使っているのかソフトな音、OPTは山水の様でした。 |
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中山さん(熊本) 電流正帰還2wayシステムです。 ウーハ/ツィータはブリッジ検出型のMFBをかけ2chマルチアンプ(終段FET?)構成。 ・W:フォステクスFW208N ・TW:フォステクスFT48D ・スーパーTW:パイオニアリボン、コンデンサ1個で接続 クセの無い素直な音、低域は溜めて吐き出すような独特の延び。鍵盤楽器の早い音の動きは苦しいところがありました。 調整中との事で今後が楽しみです。 |
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城山シスコン |
1次回の例会も無事終了、2次会はウエスタンエレクトリック機器を鳴らす喫茶店へ行ってきました。熊本市内のお店ですが夜なので場所が良く分かりませんでした。
お店は広く天井が高いライブな環境です。薄暗い中、正面には巨大なスピーカが鎮座しています。デジカメ内臓のフラッシュでは上手く撮影できませんでしたが大きさがお分かり頂けると思います。細かな事は気にするなとばかりに大らかにSPが歌っています。ブーンと音が聞こえるので最初はアンプのハム音かと思っていましたが、SPフィールドコイル励磁用電源の唸りでした。SPに負けない立派な筐体+唸りです。
正面SPの間にはWEエンブレムが誇らしげに飾ってあります。SPの反対側にWEアンプ(300B?)とALTECモノプリ2台(画像左下)がありました。
ナツメロ/JAZZ/クラッシックと何でも鳴らす、持ち込みCDもかけて頂きました。一昔前のJAZZ喫茶に似た怪しげな雰囲気が好きです、マスターは気さくな方で一安心。お馴染みのJAZZ関連の雑誌もあり、暫くは珍しいベツレヘムレーベルの解説書を読み耽っていました。解説書にはミンガス、クリスコナー、ジョニ−ハートマン等の懐かしいレコードジャケットが載っており何かタイムスリップしたようでもありました。
★次回例会に向けて
各持込機器の違いが分かるように課題曲+自由曲をかける予定です。九州例会も定着した様で更にグレードを上げて行きましょう。
2002.10.5 城山
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