第8回 九州例会

2004年12月4日(土)8回目例会が何時もの崇城大学(熊本)で開かれました。
珍しく参加者が少ない例会です。今回は私(城山)が欠席、代わりに宮崎@福岡さんからレポートネタを提供して頂きました。

太田さん(熊本)

●6BM8超三結アンプ(FET入力)

標準的な超三アンプの音です。

太田さん(熊本)

●球プリアンプ

太田さん(熊本)

●12AT7-6BX7パラシングル

ボーカルに潤いがありそれでいてすっきりとした、とても良い音です。
明るい伸びのある音でした。


太田さん(熊本)

●6AU6−12AU7パラPK分割位相反転-6BX7 PP

PPらしい中低域にふくらみを持ったエネルギッシュな音です。
低域まで良く伸びていました。

内部配線が綺麗です。


宮崎さん(福岡)

●6V6GT D-NFBアンプ

出力インピーダンスは0Ωに調整。
カチッと締まった力のある音。
●DENON DCD−αS10(ノーマル、宮崎@福岡さん)

リファレンスとして使用


●FET SEPPソースフォロアバッファアンプ付アテネーター
太田さん12AT7-6BX7パラシングルと宮崎6V6GT D−NFBアンプの瞬時切替で試聴。今回もっとも有意義な体験でした。瞬時切替試聴の件に付け加えますが、音量のレベルを合わせてしまうと、時間をおいての比較試聴より区別がつきにくいということが良く分かりました。
人間の耳はかなりいいかげん(私だけ?)で時間を置いた比較試聴は頭の中で強く印象に残った部分をアンプ全体の音としてイメージを作り上げているようです。
耳で聞くのではなく頭で聞いているようです。瞬時切替試聴は耳だけがたよりです。また、今回の2台のアンプは歪は計測していませんが、太田さんのアンプは比較的2次歪が多いアンプで私のアンプは比較的少ないと思われますが、2次歪は特にボーカルにおいては、潤いや艶を感じさせ、歪の大小だけではなかなか、アンプの音を示す指標となり得ないことも身をもって実感しました。 (宮崎さんコメント)
 

次回は何時もの様に賑やかに集まりましょう!

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2004.12.5 城山