右端の赤壁は、旧第三立坑巻座上屋のものと思われます。また、その左の海面付近の四角い穴は、海底水道の取込口でもあった場所かと思います。　なお、第三立坑巻座上屋は、高島炭砿史に大正初期の頃としての写真で紹介されており、また、第三立坑の落成が明治であることを考えると、明治に建築されていた可能性があるかと思います。

　ここで見える岸壁は明治３２年拡張の部分です。　南部全景です。

　島の反対側へ向かいます。

　島の反対側が見えてきました。　南部の先端です。明らかに、岸壁は上部は当時のものではありません。

　正面建物は、南部に残る唯一の建物で昭和３１年崩壊の生き証人「工作工場（仕上工場）」です。