台風等被災・ちどり荘付近(昭和31年)

*本HPの写真・図版等の転載・転用等を固く禁止します。

写真
<高比良勝義氏(元島民)撮影>
高島方向の岸壁がない?

写真<高比良勝義氏(元島民)撮影>
 写真上部の水平線の上には陸地が見えますが、これだけの長さがあるのは野母半島のみと思います。
 野母半島が見え、このような形の護岸があるのは「ちどり荘」付近(撮影当時は「ちどり荘」はなく、後日の建設)ではないかと思いました。
 ちなみに、<『炭の光』、第80号、昭和31年9月5日>に掲載の「最大風速45米−未曾有の被害」の記事には、「十六日 午後三時半 学校病院間岸壁巾十米高五米欠壊」の記載があります。


写真《新校舎・旧木造校舎・病院を全焼し、社宅(65号棟)の一部を類焼した大火災は、早朝に鎮火しました。》
<写真は、「端島(軍艦島)」(平成16年)より、高島町教育委員会の許可を頂き転載>
 昭和32年4月1日発生の小中学校火災の海側からの航空写真、写真下段やや左に、白く補修工事を行ったと思える部分が見えます。この部分を無くし、当該場所を島内から見たら上記2枚と同じ光景になるかと思います。
 上記2枚の撮影時期は一番上の写真に木造の小中学校と思われる建物が見えるので、昭和32年4月1日以前ではないでしょうか。
     火災時、島内から撮影された写真。


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