高島砿業所関係船舶一覧

*本HPの写真・図版等の転載・転用等を固く禁止します。

 高島や端島にて従事したと思われる船舶を下記に記載します。私が知り得ている範囲ですので、漏れや誤りがある場合はご容赦をお願いいたします。
 なお、下記には記載していませんが、昭和40年代には石炭運搬船が出入りする時は、石炭運搬船からのロープを島やブイまで運ぶ小船が高島から来ていたのを覚えています。時化の日など作業の大変さに感銘しながら学校から見ていたことを覚えています。


〔 夕顔丸 〕  <こちらもご覧願います。>  写真はこちら

総トン数 : 209.96 、 用途 : 旅客船兼曳船
造船所:三菱長崎造船所 、進水年月 : 明治20年 4月
  < データは、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、三菱鉱業セメント(株)、1989年、410頁」より>
船種 : 貨客船 、 船主 : 三菱炭坑社
長 : 92'-0" 、 幅 : 15'-6" 、 深 : 9'-0" 、 総噸数 : 206
造船所 : 三菱長崎造船所 、 進水 : 明治20年
  < データは、「『三菱長崎造船所史(続編)』、西日本重工業(株)、昭和26年、主要製品目録 一.新造艦船 6・7頁」より >


〔 彌生丸 〕  <こちらもご覧願います。>

船種 : スチームランチ 、 船主 : 三菱炭坑社
長 : 60'-0" 、 幅 : 12'-0" 、 深 : 8'-0" 、 総噸数 : 38
造船所 : 三菱長崎造船所 、 進水 : 明治20年7月1日
  < データは、「『三菱長崎造船所史(続編)』、昭和26年、主要製品目録 一.新造艦船 6・7頁」より >


〔 隼丸 〕

船種 : スチームランチ 、 船主 : 高島炭坑
長 : 40'-6" 、 幅 : 7'-6" 、 深 : 4'-5" 、 総噸数 : 11
造船所 : 三菱長崎造船所 、 進水 : 明治26年11月1日
  < データは、「『三菱長崎造船所史(続編)』、昭和26年、主要製品目録 一.新造艦船 8・9頁」より >


〔 雲雀丸 〕

船種 : スチームランチ 、 船主 : 高島炭坑
長 : 38'-0" 、 幅 : 7'-9" 、 深 : 4'-6" 、 総噸数 : 11
造船所 : 三菱長崎造船所 、 進水 : 明治27年12月1日
  < データは、「『三菱長崎造船所史(続編)』、昭和26年、主要製品目録 一.新造艦船 8・9頁」より >


〔 小鷹丸 〕  写真はこちら

船種 : スチームランチ 、 船主 : 高島炭坑
長 : 50'-0" 、 幅 : 10'-0" 、 深 : 5'-3" 、 総噸数 : 17
造船所 : 三菱長崎造船所 、 進水 : 明治29年
  < データは、「『三菱長崎造船所史(続編)』、昭和26年、主要製品目録 一.新造艦船 10・11頁」より >


〔 高島丸 〕
写真<写真は、「高島町の足跡」(平成16年12月高島町発行)から、許可を得て掲載>
総トン数:31.57
用途:曳船
造船所:三菱合資会社神戸造船所
進水年月:明治40年 8月
< データは、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、410頁」より >
明治40年、長崎支店神戸三菱造船所ニ新造注文ノ小蒸汽船竣工シ高島丸ト命名ス、建造費額金壹萬五千五百圓
< データは、「三菱社誌刊行会、『三菱社誌第十四巻』、(財)東京大学出版会、昭和55年復刊」より >


〔 三保丸 〕
写真<写真は、「高島町の足跡」(平成16年12月高島町発行)から、許可を得て掲載>
総トン数:42.46
用途:曳船
造船所:三菱合資会社神戸造船所
進水年月:明治44年 8月
< データは、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、410頁」より >


〔 村雨丸 〕
写真<写真は、「高島町の足跡」(平成16年12月高島町発行)から、許可を得て掲載>
総トン数:65.33
用途:曳船兼旅客船
造船所:三菱合資会社神戸造船所
進水年月:明治45年 2月
< データは、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、410頁」より >
大正3年、菱波汽船会社所有汽船村雨丸ヲ譲リ受ケ高島炭坑所属トス、総噸数七十六噸三十四、代金貳萬五千圓
< データは、「三菱社誌刊行会、『三菱社誌第二十一巻』、昭和55年復刊」より >


〔 屋島丸 〕  写真はこちら
総トン数:117.30
用途:曳船兼旅客船
造船所:三菱合資会社神戸造船所
進水年月:大正 元年 8月
< データは、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、410頁」より >


〔 三島丸 〕
写真<写真は、「高島町の足跡」(平成16年12月高島町発行)から、許可を得て掲載>
総トン数:235.98 、 用途:清水運搬船 、 造船所:三菱造船長崎造船所 、 進水年月:昭和 7年 9月
< データは、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、410頁」より >
船種 : 300屯積清水運送船 、 船主 : 三菱鉱業
長 : 115'-0" 、 幅 : 22'-0" 、 深 : 11'-6" 、 総噸数 : 235.98
造船所 : 三菱長崎造船所 、 進水 : 昭和7年9月6日
< データは、「『三菱長崎造船所史(続編)』、昭和26年、主要製品目録 一.新造艦船 54・55頁」より >


〔 かもめ 〕
船種 : 曳船 、 船主 : 三菱鉱業高島鉱業所
長 : 36'-0" 、 幅 : 8'-0" 、 深 : 4'-0" 、 総噸数 : 5.5
造船所 : 三菱長崎造船所 、 竣工 : 昭和12年4月30日(進水は未記載)
< データは、「『三菱長崎造船所史(続編)』、昭和26年、主要製品目録 一.新造艦船 74・75頁」より >


〔 第二三島丸 〕
写真<写真は、「高島町の足跡」(平成16年12月高島町発行)から、許可を得て掲載>
総トン数:247.27 、 用途:清水運搬船 、 造船所:三菱重工業長崎造船所 、 進水年月:昭和16年12月
< データは、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、410頁」より >
船種 : 清水運送船 、 船主 : 三菱鉱業高島鉱業所
長 : 15'-0" 、 幅 : 22'-0" 、 深 : 11'-6" 、 総噸数 : 247.27
造船所 : 三菱長崎造船所 、 進水 : 昭和17年3月31日
< データは、「『三菱長崎造船所史(続編)』、昭和26年、主要製品目録 一.新造艦船 80・81頁」より >
なお、「長」の数値は誤植と思われます。


〔 朝顔丸 〕  写真はこちら
総トン数:298.03 、 用途:清水運搬船兼旅客船 、 造船所:三菱重工業長崎造船所 、 進水年月:昭和24年 4月
< データは、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、410頁」より >
船種 : 清水運搬兼従業員輸送船 、 船主 : 三菱鉱業高島礦業所
長 : 36.0m 、 幅 : 7.2m 、 深 : 3.7m 、 総噸数 : 300
造船所 : 三菱長崎造船所 、 進水 : 昭和24年4月1日
< データは、「『三菱長崎造船所史(続編)』、昭和26年、主要製品目録 一.新造艦船 110・111頁」より >


〔 梅丸 〕
総トン数 : 31.37 、 用途:曳船
< データは、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、410頁」より >


〔 明津丸 〕
  • 長崎と高島間を結ぶ連絡船「明津丸乗船券売渡仮則」全7条が6月8日,作成されている。
    <以上、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、48頁」の明治14年のことと思われる事柄から>
  • 明津丸(注,イギリス製,鉄製汽船,68トン)
  • 長崎~高島間1日2往復の石炭運送船明津丸は,船長機関士とも「洋人」
    <以上、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、63頁」より>
  • 社船明津丸
    <以上、「三菱鉱業セメント(株)高島炭砿史編纂委員会、『高島炭砿史』、103頁」より>


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