南原から全州へは、1時間程度。 珍しく熟睡してしまった。 全州市外バスターミナルに到着。 全州は、去年に続いて2回目の訪問となる。 |
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明日は全州から釜山へ行くが、市外バスターミナルではなく、高速バスターミナルからの出発となる。 明日の確認のため、市外バスターミナルから高速バスターミナルへ移動。 |
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5分ほどで全州高速バスターミナルに到着。 去年の全州旅行では、ソウルからバスに乗って、このターミナルへ来た。懐かしい。 明日の時間を確認したところ、意外と釜山行きは便数が少なかった。 乗り損ねないように気をつけなければ・・・ |
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タクシーに乗って、今夜の宿である全州コアリベラホテルへ。 「コアリベラホテルカセヨ」と言ったが、「コアリベラホテル」が通じなかった。 韓国語ではなく、英語部分なのに・・・ このことで語学論争となり、ちょっとした夫婦喧嘩に。 今回は、最終日の釜山で少し使っただけで、ほとんど韓国語を話すことがなかった。反省。次の旅行では、頑張ろう。 ホテルは、全州一番のホテルだけあって問題なし。 部屋も綺麗だし、ベッドも快適だ。 |
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全州ですべきことが、今回3つあった。 一つ目は、全州出身の大人気アイドルグループ「少女時代」テヨンの実家である眼鏡屋へ行くこと。 完全なミーハーだが、せっかく全州へ来たので、行ってみよう。 二つ目は、前回行けなかった食堂「ベテラン」で「マンドゥ」を食べること。 客の多さに負けず、美味しいと評判の品を食べる! 前回行けなかっただけに、今回はぜひ実行したい。 そして、三つ目が、マッコリタウンへ行くこと。 早速、一つ目の目的を果たすため、タクシーに乗車。 怖そうな運転手さんだったが、携帯電話で確認しながら、その目的地まで連れてってくれた。 ここが、その「少女時代」のリーダー「テヨン」の実家である「アイビス眼鏡・コンタクト」。 場所は、かなり分かりづらい。 |
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何か買って帰ろうかと思い、眼鏡ケースありますかと尋ねたら、どうぞと言って一つくれた。 韓国では、眼鏡ケースは無料なのだろうか。 日本から来たことを言うと、「少女時代テヨン」のブースに案内された。 |
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たくさんの写真が飾られ、テレビにはコンサートの様子が流れていた。 しかし、テヨンの部分以外は、黒くなっていた。 |
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当初は、少女時代には全く興味がなかった。 しかし、今年に入って発売された「GEE」や「スウォヌルマレバ(願い事を言ってみて)」の曲から聴くようになった。 NHK教育の「ハングル講座」で紹介されたのもきっかけの一つ。 じっくり見てみると、少女時代、なかなか良い。 テヨンも良いが、中でもユナ、ジェシカ、ティファニーはすごく可愛い。 |
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テヨンは、少女時代のリーダーで、歌がかなり上手。 前述の2曲は、踊りがとても可愛くて面白い。 綺麗な韓国の女優好きで、決して韓国アイドル好きというわけではない。 しかし、この少女時代は、かなりのお気に入り。 韓国でも30代後半男性の人気が高いそうだ。 分かる気がする。 |
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しばらくすると、テヨンのお母さんが現れた。 嫁が韓国語と英語を交えて会話をしていた。 若くて綺麗なお母さんだった。 写真や映像は、ファンが撮影したものだとか。 どこにでも熱狂的なファンがいるものだ。 |
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眼鏡ケースのほかに、携帯電話の画面拭きになるキーホルダーをもらった。 しかも、テヨンのキャラクターグッズだ。 まさか日本から来るとは思っていなかったのだろう。 良い記念となった。 |
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お店の人は、みんな親切だった。 なかなか楽しい貴重な経験となった。 |
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再び、ホテルがある韓屋村へ戻る。 ここは、去年宿泊した韓屋の宿アセホン。 |
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この辺りは、夜も安心して観光できるので良い。 お洒落なカフェが数軒出来ていた。 伝統的な形式を残しながらも、ここは常に変化している。 |
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人だかりが出来ていた。 お菓子屋さんのようだ。 せっかくなので並んで購入。 餡子に、くるみが入ったお菓子。 嫁は気に入らなかったようだが、なかなかの美味であった。 |
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その後、二つ目の目的地ベテランへ。 ここで、人気のマンドゥを食べる。 今日も店内は、多くの客で溢れていた。 席が無いかと思ったら、別のスペースに通された。 なんと、そこはドラマ「あんぱん」に出てきた場所で、ちょっと感動。 マンドゥはシューマイのようだったが、納得の味。 大根のキムチも沢庵も美味しかった。 |
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念願のベテランのマンドゥ。 大変、満足。 |
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ベテランを後にして、去年行かなかった南部市場を目指す。 写真は、ライトアップされた殿洞聖堂。 |
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南部市場の近くにある豊南門。 ライトアップされて、美しかったので撮影した。 時間が遅かったので、もう南部市場は閉まるところだった。 しかし、現地の生活市場だけあって、八百屋、肉屋、果物屋からチマチョゴリの店や布団店などが並ぶ広大な市場だった。 ここは、次回訪れる機会があったら、真っ先に行きたいと思う。 もっと早い時間に訪れておけば良かった。 残念。 |
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その後、八達路アーケードへ。 こちらは、若者で賑わう商店街だ。 本屋、化粧品屋、映画館などを回った後、最後の目的地へ。 タクシーで、三川洞のマッコリタウンへ向かった。 |
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三川洞マッコリタウン。 ちょっと離れていたが、お洒落な住宅街の中にある。 日曜日の夜だからか、あまり人はいなかった。 |
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数軒ある店を、恐る恐る覗いてみる。 すると、VJ特攻隊の取材があったという店を発見。 入りやすそうだったので、そこにすることにした。 |
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ここマッコリタウンの店では、マッコリを頼むと、おかずがたくさん出てくる。 店の雰囲気は悪くなく、店員さんの応対も良かった。 |
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どんどん出てきた。 マッコリをおかわりすると、おかずも更に出てくるそうだが、やかん一杯飲めるものではない。 おかずは、なかなか美味しい。 十分、満足できる内容だ。 全州では目的を全て果たすことが出来た! 帰りは、歩いて酔いを覚ました後、タクシーで帰宅。 韓国旅行2日目は、こうして終わった。 |
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韓国旅行3日目。 コアリベラホテルの部屋から韓屋村を望む。 真ん中付近にある茶色の建物は、東学革命記念館。 韓屋の宿アセホンも見える。 |
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韓屋村と近代的な街並み。 対照的な風景だ。 この景色は、このホテル宿泊者だけの特権だ。 |
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この日は、めちゃくちゃ寒かった。 長崎の大晦日くらいの気温で、しかも風が強い。 もともと、この日は冷え込むとは聞いていたが、これほどとは・・・ 震えながら、韓屋村を散策する。 コアリベラホテル裏にあるドラマ「あんぱん」の主役が住んでいた家を目指す。 近くで、テレビ撮影をしていたが、何かよく分からなかった。 |
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その後、慶基殿へ向かう。 街路樹の銀杏が綺麗に色づいている。 |
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朝早いので、あまり人がいない。 韓国の人は寒さに慣れているのか、そこまで厚着はしていなかった。 |
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紅葉した木々が、とても綺麗だ。 |
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慶基殿から見た殿洞聖堂。 朝の澄んだ空気の中に、凛とした姿を見せていた。 全州韓屋村は、韓国随一の観光地だと思う。 |
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韓屋村から全州コアリベラホテルを見る。 やはり、違和感は否めない。 泊まっていながらも、景観としては最悪な存在だと思った。 |
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コアリベラホテルのロビー。 ここからタクシーに乗って、全州高速バスターミナルへ向かう。 |
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30分早く着いてしまった。 冷えた身体を温めるため、ターミナル内のコーヒーショップで休憩。 アールグレイをいただく。 意外と、本格的な味で美味しかった。 |
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高速バスターミナルは、お店がたくさんあった。 3時間もバスに乗るので、キンパプを購入。 |
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全州から釜山へ行く途中、もしかしたら馬耳山が見えるかも。 日本にいたときから、地図を見ながら、そういう期待をしていた。 馬耳山を確認するまで、寝ないぞ!と決めていた。 出発して、30分。 目の前に、馬耳山のような山が見えてきた。 |
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馬耳山だ! 文字通り、馬の耳のような形をしている。 高さは、680mほどあるそうだ。 鎮安という町にあり、バスで行けるのだが、ちょっと不便。 期待どおり見ることが出来て、大興奮! |
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やがて、バスは馬耳山に最接近。 この山の麓には、塔寺という石塔で有名な寺院がある。 その石塔は、神通力で積み上げたという。 馬耳山を見ることが出来たので、もう安心。 これで、釜山までゆっくり寝ることが出来る。 |
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途中、高速道路のサービスエリアでトイレ休憩。 山清休憩所だ。 韓国のサービスエリアは、初体験。 中を覗くと、日本と同じようなフードコートがあった。 |
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今回の旅行は天気予報に反して、好天に恵まれた。 紅葉など美しい景色を見ることが出来て、大変満足。 予定も順調にこなすことができた。 |
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やがて、バスは釜山の老圃洞の総合バスターミナルに到着。 地下鉄で、ホテルがある西面へ移動。 最終日の宿は、繁華街の中にあるエンジェルホテル。 フロントのお姉さんは、日本語が上手。 また、客のほとんどが、日本人だった。 今回の旅では、このホテルに来るまで、日本人とは会わなかった。 ちょっと幻滅したが、釜山だから仕方ないか。 |
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1室3,800円。 床はオンドルで暖かい。 外が繁華街なので、ちょっと音が聞こえてくるが、設備は整っていて、ベッドも快適だった。 これで、この値段というのは、かなりお得だ。 釜山では、書店とCDショップ、ロッテデパート、農協などを散策。 チャン・ユンジョンのコンサートDVDやアリランやパンソリのCD、少女時代、イ・ウンミ、アリシアキーズのCDを購入した。 また、読めるか分からないが、小説「ソナギ」やチェガンヒの本も購入した。 夕食は、サムギョプサル。 若者が行くような安い店だったが、意外と美味であった。 歩き回ったので、くたくた。 こうして、旅行3日目が終わった。 |
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最終日。 朝からタクシーで、金海空港へ移動。 30分ほどで到着した。 空港は、日本人ばかり。 食堂で朝食。 太刀魚定食とソルロンタンを食べた。 ソルロンタンは薄味で、あまり美味しくなかった。 金海空港の免税店は、仁川空港と比べたら、かなりの小規模。 時間を持て余してしまった。 |
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金海空港につながる鉄道が建設中だった。 これが開通すれば、かなり便利になるだろう。 福岡から飛行機で30分、空港から繁華街まで30分。 釜山は、旅行先として利用しやすい。 ここを基点にして、これからもいろんなところを旅したいものだ。 今回の旅行では、得るものが多かった。 次回の旅行のテーマは、韓国語での会話。 それまで、頑張って勉強しよう。 |
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これが全州のアイビス眼鏡店でもらった眼鏡ケースと携帯電話の画面を拭くクリーナーが付いたキーホルダー。 全羅北道には、ソウルや釜山にはない韓国の魅力が溢れている。 訪れれば、きっと新しい発見があり、もっと韓国が好きになること間違いなし。 まだ行ったことがない人には、ぜひお奨めしたい。 |