今日の旅の目的は、海水浴。 宝の浜という名前に惹かれ、青島には以前から興味を持っていた。 海水浴には向かない天気だったが、迷わず強行した。 来週末は、もうお盆。 この日を逃すと地獄の釜が開いてしまうのだ。 ここは、出発地となる松浦市御厨漁港のフェリー発着所。 佐世保市を出発して、車で約1時間ちょっとかかった。 晴れるのを祈りながら、いよいよ出航である。 |
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船は意外と大きく、もちろん車を載せることも出来る。 宝の浜は港からすぐ近くとのことなので、人だけ乗船した。 |
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星鹿半島。 青島について、市の観光課等に問い合わせたが、何も分からなかった。 しつこく尋ねたら、やっと島にある学校のPTAの人を紹介してもらった。 シャワーや更衣室はあるが、弁当は持参したほうが良い。 事前に予約すれば、民宿で食事が出来るかもしれない。 と、その人から教えてもらった。 |
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星鹿半島にある展望台。 おじさんが二人で観光に来ていた。 生活航路であるが、本土の人間からすれば、れっきとした遊覧船である。 海から見ると、見慣れた場所も違って見える。 |
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だんだん九州本土が遠くなる。 曇っていたが、海は荒れておらず、快適な船旅であった。 |
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青島が見えてきた。 島には約350人が住んでいるそうだが、まだ、家は確認できない。 |
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かなり島に近づいたが、まだ、人の生活が見えてこない。 どんな島なのだろうか。 自然と気持ちが高まってくる。 この数分間が、旅で一番好きな時間だ。 |
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港に近づき、ようやく家が見えてきた。 いよいよ待ちに待った上陸である。 |
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青島のターミナル。 なかなか立派な建物である。 |
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ターミナルには、手作りの青島の観光地図があった。 この素朴な感じが、なかなか良い。 地図によると、子安観音や神社のほかに、元寇関係の遺跡があるらしい。 また、青島には犬がいない理由など、興味深い話が紹介されている。 なかなか見所が多い島のようだ。 それにしても、よく出来た地図で、しばらく見入ってしまった。 縮小してパンフレットにすればいいのに、と思ったほどである。 次のページへ続く「NEXT」をクリック! |