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大島土産 鯛茶漬け
<的山大島の最近の動き>
・伝統的家屋群が、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定(平成20年6月)
・花粉症の避粉地ツアーの実施
●的山大島に関するリンク
・平戸市(交通船 時刻表)HP
・平戸市観光協会
・ながさきのしま(長崎県HP)
・長崎県北観光協議会
・ようこそ!的山大島へ
●今回の旅の行程と費用
(行程)
11時 佐世保市を出発
12時20分 平戸市に到着
12時40分 平戸港からフェリーにて的山大島へ
13時20分 的山大島(神浦)に到着(所要時間40分)
観光(約3時間)
16時30分 的山大島(的山)を出発
17時15分 平戸港に到着
17時25分 田ノ浦温泉に到着
(費用)
・平戸大橋(往復) 200円
・船賃(車 往復) 5,600円(4〜5m車の場合)
・船賃(1人 往復) 1,280円(同乗者)
・鯛茶漬け 800円
・酒(的山) 1,500円
・田ノ浦温泉旅館 10,750円(ひらめ祭りで1泊)
(感想)
・的山大島の魅力は、長崎県のまちづくり景観資産に指定された古い町並みである。
また、断崖絶壁などの自然景観にも恵まれている。
朝鮮井戸などの歴史遺跡もある。ゆっくり観光すれば1〜2日かかるだろう。
・島内には、漁火館という立派な宿泊施設のほか、多数の旅館がある。
それぞれで、美味しい魚料理が食べることが出来る。
・他の島や観光地との差別化が出来る素材があり、美味しい食事が食べられる宿泊施設も充実している。
この的山大島は、長崎県の観光振興にとって、貴重な素材であることを確信した。
(課題)
・的山大島に関する情報を、平戸市役所及び平戸市観光協会が全く持っていない。
今回のように、的山大島を観光し、平戸島に宿泊するというプランも十分商品化できるのではないだろうか。
もっと市町村合併の効果を活かすべきであろう。
・島内の道路が網の目のように走っており、案内板も不親切なので、非常に分かりづらかった。
また、土曜日にも関わらず、ふるさと資料館が休館だった。
・古い町並みは、長崎県のまちづくり景観資産に指定されている。
しかし、現地に案内板や説明板がない。
どういう価値があるのか、なぜ貴重なものなのか、すぐに知ることが出来ない。
県のHPにも、あまり説明が載っていない。
・この古い町並みも、ようやく新聞などで紹介されるようになったが、依然として消滅の危機にある。
まちづくり景観資産登録制度は、特徴的な景観をつくっている町並みや建物を登録し、
その持ち主が保全のための対策をしようという場合に、県としても支援をしようというものだ。
しかし、島の人にとっては、昔からの生活の場に過ぎず、この町並みに価値を見いだせないでいる。
ここにしかない古い町並みは、競合する他の島との差別化を図ることが出来る貴重な観光資源である。
そのためにも、価値があるということを、もっと島の内外に知ってもらう努力が必要なのではないか。
確かに、島の人の生活の利便性を考えると、何かと難しい部分はある。
保存対策から観光振興へ展開していくことを期待したい。