的山大島と書いて、「あづちおおしま」と読む。 平戸市と合併するまでは、長崎県で唯一の村であった。 大島村のときから、一度は行ってみたいと思っていた。 今日ようやく行くことが出来る。 その嬉しさからか、朝5時30分に目覚めてしまった。 今日は絶好の行楽日和。 佐世保市を11時に出発して、1時間ちょっとで平戸市に到着した。 的山大島には、お店がないという噂を聞いていたので、平戸までの途中で、昼食用のパンを購入した。実際に、的山大島には店がなかったので、正解だった。 フェリー大島の切符売り場。 ここで、的山大島の観光地図を手に入れることが出来る。 |
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フェリー大島。 自動車は、頭から入れるので、運転が苦手な人も大丈夫だ。 意外と大きなフェリーだったので、安心した。 |
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甲板である。 ビニールシートの奥は、喫煙場所だ。 約40分の船旅、ずっと外で海を眺めていた。 春の日差しの下、とても心地よい船旅を楽しむことが出来た。 |
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船内の座席。 奥には、畳が敷かれている。 船は比較的新しく、座席も床も清潔に保たれていた。 |
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フェリーから見える平戸の風景。 大きな建物は、平戸を代表するホテル旗松亭だ。 |
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フェリーから見える平戸の風景。 山の上に、平戸城の天守閣が見える。 |
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甲板からの風景。 船は平戸島に沿って北上する。やがて生月島が見えてきた。 九州本土側に振り返れば、平戸大橋、田平町、松浦市を見渡すことが出来る。 島の人が日常利用する交通船だが、観光客にとっては素敵な遊覧船だ。 雄大な景色をゆっくりと堪能できるのが、船旅が持つ最大の魅力である。 |
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度島(たくしま)。 平戸島と的山大島の間に位置する島である。 同じ港からフェリーが出ている。 実は、次の日に行く予定だったが、悪天候のため断念した。 この島には、キリシタン遺跡などがあるそうだ。 日帰りでの観光が可能なので、またの機会に行きたいと思う。 |
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的山大島が見えてきた。 「あづちおおしま」 地名だけで興味を引く島である。 いよいよ上陸するとなれば、弥が上にも気持ちが高まってくる。 島には風力発電の風車が、たくさん見える。 しかし、まだ民家は見えない。 船旅だと目的地が見えていても、なかなか到着しない。 どんな島なのだろう。 頭の中でいろいろと想像する、この時間が一番楽しい。 |
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的山大島に、上陸。 島に二つある港のひとつ神浦漁港である。 ここから島内観光が始まる。 次のページへ続く「NEXT」をクリック! |