2007 3 平戸市的山大島

的山大島と書いて、「あづちおおしま」と読む。
平戸市と合併するまでは、長崎県で唯一の村であった。

大島村のときから、一度は行ってみたいと思っていた。

今日ようやく行くことが出来る。
その嬉しさからか、朝5時30分に目覚めてしまった。

今日は絶好の行楽日和。
佐世保市を11時に出発して、1時間ちょっとで平戸市に到着した。
的山大島には、お店がないという噂を聞いていたので、平戸までの途中で、昼食用のパンを購入した。実際に、的山大島には店がなかったので、正解だった。

フェリー大島の切符売り場。

ここで、的山大島の観光地図を手に入れることが出来る。

フェリー大島。
自動車は、頭から入れるので、運転が苦手な人も大丈夫だ。

意外と大きなフェリーだったので、安心した。

甲板である。
ビニールシートの奥は、喫煙場所だ。

約40分の船旅、ずっと外で海を眺めていた。
春の日差しの下、とても心地よい船旅を楽しむことが出来た。


船内の座席。
奥には、畳が敷かれている。
船は比較的新しく、座席も床も清潔に保たれていた。


フェリーから見える平戸の風景。
大きな建物は、平戸を代表するホテル旗松亭だ。


フェリーから見える平戸の風景。
山の上に、平戸城の天守閣が見える。


甲板からの風景。
船は平戸島に沿って北上する。やがて生月島が見えてきた。
九州本土側に振り返れば、平戸大橋、田平町、松浦市を見渡すことが出来る。

島の人が日常利用する交通船だが、観光客にとっては素敵な遊覧船だ。
雄大な景色をゆっくりと堪能できるのが、船旅が持つ最大の魅力である。


度島(たくしま)。
平戸島と的山大島の間に位置する島である。
同じ港からフェリーが出ている。

実は、次の日に行く予定だったが、悪天候のため断念した。
この島には、キリシタン遺跡などがあるそうだ。
日帰りでの観光が可能なので、またの機会に行きたいと思う。


的山大島が見えてきた。
「あづちおおしま」
地名だけで興味を引く島である。
いよいよ上陸するとなれば、弥が上にも気持ちが高まってくる。

島には風力発電の風車が、たくさん見える。
しかし、まだ民家は見えない。
船旅だと目的地が見えていても、なかなか到着しない。
どんな島なのだろう。
頭の中でいろいろと想像する、この時間が一番楽しい。


的山大島に、上陸。
島に二つある港のひとつ神浦漁港である。

ここから島内観光が始まる。

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