韓屋村を代表する観光地である慶基殿へ向かう。 周辺には、飲食店や土産屋がたくさんある。 |
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慶基殿の入り口。 日本語が通じる観光案内所もある。 |
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慶基殿の敷地は、とても広い。 全州市民の憩いの場となっている。 |
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慶基殿には、李成桂を祭るために建てられた。 ここには、歴代の王の肖像画が飾られている。 今回は博物館へ行くことが無かったので、ちょっと物足らない気持ちがあったが、ここを訪れて歴史好きの心も満足できた。 とても興味深い場所であった。 |
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敷地内には、見所がいっぱい。 |
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全州はドラマのロケ地としても有名で、この慶基殿ではドラマ「宮」のロケがおこなわれたそうだ。 |
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ここに来る前に、ベテランという料理屋の前を通った。 ガイド本や番組で紹介されていたのだが、カルグクスが有名で、かなり美味しいらしい。 地元の客で溢れ返っていて、その勢いに負けて入ることが出来なかった。 今回、それが旅の心残りになっている。 食の後悔は、長く続く。 もっと厚かましくならなければ。 |
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慶基殿から殿洞聖堂を望む。 長崎県平戸市の教会と寺院のある風景のような感じか。 |
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慶基殿は広い。 ゆっくり見ていたら、時間が足らない。 |
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殿洞聖堂。 外国の教会へ入るのは、初めて。 かなり立派な教会だ。 |
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この日は、結婚式で記念写真を撮っていた。 日本と似た風景だ。 |
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殿洞聖堂は、殉教者を追悼して建てられたそうだ。 |
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教会を後にして、豊南門へ向かう。 全州府城の現存する唯一の門である。 |
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門の周りはロータリーになっている。 また、門の周辺は南部市場という市場がある。 あまり栄えてはいないが、地元の生活市場といった感じだった。 |
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豊南門を後にして、繁華街へ向かう。 |
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八達路のアーケード入り口。 その横に、客舎が見える。 |
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客舎。 漢の劉邦に因んだ額が掛かっている。 ここでは、地方行政の各種儀礼がとりおこなわれたそうだ。 |
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八達路アーケード。 屋根が中途半端なので、雨の日は濡れてしまいそうだ。 夜は、イルミネーションが美しい。 店はたくさんあり、小さな明洞といったところ。 多くの人で賑わっていた。 |
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今日の昼食は、ウェンイコンナムルクッパ。 全州では有名な料理だそうだ。 |
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コンナムルとは、大豆もやしのこと。 もやしがメインだが、しっかりとした料理で、とても美味。 全州が食の街であることを再認識した。 これは、食べてみる価値がある。 |
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宿の付近に戻ってきた。 甲午農民戦争(東学党の乱)の博物館がある。 全州は、東学党の乱の舞台となった地だ。 建物の中に入ってみたが、誰もおらず、残念ながら見学することが出来なかった。 |
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韓屋村の外れにある高級ホテルのコアリベラホテル。 周りの雰囲気とは相容れない違和感のある建物だ。 |
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せっかくだから、中に入ってみた。 カフェがあったので、一服した。 嫁は、ここで「コグマケーキ」を食べた。 さつまいものケーキで、韓国に行くと毎回食べている。 |
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コアリベラホテル周辺を散策。 新しく作られた区画のようだ。 |
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この辺りには、伝統酒博物館や韓屋生活体験館など、たくさんの観光施設がある。 時間が無いので、適当に眺めて、次へ次へと移動した。 |
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朝鮮王朝の最後の皇孫が住む承光斎も行ったが、写真が展示されている程度で、特に何も無かった。 |
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宿の方へ戻る。 ここは、宿の近くにあるお洒落なカフェ。 こんなところで、ゆっくり時間を過ごすのも良いだろう。 時間があれば、寄ってみたかった。 |
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屋台でホットックを売っていた。 |
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その場で生地を伸ばし、焼いていた。 美味しそうな匂いがしたので、買った。 作りたてというのもあって、美味であった。 |
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ホットックは、現代百貨店のデパ地下が美味しい。 油気のない淡白な幻想的?な味 ホットック。 訳は誤っているかもしれないが、そんな感じであろう。 たぶん。 |
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全州ロケのドラマといえば、「あんぱん」。 ここは、主役の女の子がルームメイトと暮らしていた家だ。 ロケ地巡りは、これまでしたことはないが、ドラマで見た場所へ実際行ってみると、それなりに感動するものだ。 「あんぱん」は、面白いドラマだった。 あんぱん役の俳優は、あんぱん以外のドラマでは目立った役をしていないのか、あまり見かけない。 |
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全州韓屋村の散策を終えて、宿へ戻る。 |
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アセホンに到着。 |
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今回、全州を旅するにあたって、下記のHPや団体にお世話になった。 ・全州へ行こうよ! 全州のことを分かりやすく、魅力的に紹介している。 旅の行程をたてるのに、大変役に立った。 ・全羅北道東京事務所 全羅北道の東京事務所に電話で全州のことを問い合わせたら、たくさん資料を送っていただいた。 とても親切に情報を提供してくださった。 大変、お世話になりました。 |
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ちょっと時間が空いたので、伽耶琴を弾かせてもらうことにした。 もともとピアノを習っていて、若干の音感はあるので、簡単な曲はメロディーだけだが、すぐに弾く事が出来た。 「アリラン」と、ドラマ大長今の主題歌「オナラ」を習った。 これまで伽耶琴体験をした生徒の中で、一番覚えが早かったそうだ。 最後には、チャン・ユンジョンの「オモナ」を弾けるまで上達した。 これを機会に、女主人の私を見る目が大きく変わった。 音楽は、世界共通語。 小さい頃に楽器を習っていて良かった。 |
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夜は、アセホンで知り合った、全州に関するHPを作っている日本の方と、全州で日本語ガイドをしている韓国の方、日本で働いていたという韓国の方、そして、アセホンに泊まっている日本人客とで宴会をすることになった。 その前に腹ごしらえと思い、慶基殿の近くにある店にカルグクスを食べに行ったが、美味しくなかった。 やはりベテランに行けばよかった。後悔。 |
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アセホンでの楽しい宴会の後、全州の飲み屋へ移動。 日本とは、ちょっと味が異なる「だし巻き卵」や「魚の干物」などが出てきたが、これがまた美味しい。 偶然知り合った6人で、夜遅くまで楽しく飲むことが出来た。 これも旅の醍醐味だろう。 韓国の人がいないと、こういう店にはなかなか行けない。 韓屋の宿に泊まったお陰かもしれない。 |
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飲み屋には、全州の若者からサラリーマンまで、多くの人で遅くまで賑わっていた。 ちょっとディープな体験が出来て、ラッキーだった。 全州の旅の良い思い出となった。 全州には、マッコリタウンというのもある。 安い金額で、マッコリを頼むと、つまみがたくさん出てくるらしい。 今度は、マッコリタウンにも行ってみたいものだ。 |
全州3日目。 朝早くから、タクシーで全州駅へ向かう。 全州駅の駅前広場は、ものすごく広い。 しかし、何もない。 |
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帰りは、途中でKTXに乗り換えてソウルへ向かう。 |
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KTXは初めてだったが、なかなか快適だった。 途中乗り換えた駅で、「オンニ〜、オンニ〜」と大声で泣き叫ぶ若い女性がいて、駅員に取り押さえられていた。 「なぜ、行っちゃうの〜」「私を残して行かないで〜」という感じのことを叫んでいたが、周りの客も唖然としていた。 オンニは、いったいどこに行ったのだろう、どういう関係なのだろう、どんな女性だろうと思ったが、結局見つからなかったようだ。 ドラマのような現場に立ち合えて、移動中も退屈せずに済んだ。 |
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こうして、全州の旅は終わった。 ソウルへ戻って思ったが、旅行をするのであれば、やはり地方都市が良い。 全州周辺にも馬耳山、南原、群山、益山など行くべきところが、たくさんある。また、ゆっくり滞在して観光して回りたいものだ。 こうやって、旅先で地元の人や同じ観光客と触れ合いをするのも、意外と楽しいのかもしれない。全州を訪れて、初めてそう思った。 今後もそれを望むのであれば、地方都市へ行くしかない。 まぁ、必ずしも良い人ばかりとは限らないのが、難しいところだが。 それも含めて、旅なのだろう。 次はどこに行くか分からないが、それまでに、もっと韓国語を勉強しておこう。 |