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伊能忠敬『測量日記』

九月二日

 朝は曇り。四っ後
(午前10時過ぎ)より晴天。

 地図を仕立てる(下図の製作であるが、長崎市の部分は未発見である。島原半島や五島・北松・平戸島が現存している)。阿蘭陀通詞の元木庄左衛門(本木正左衛門。幕府の命により英和対訳辞書の『諳厄利亜語林大成』を著した)が来る。末次忠助も来る。

 此の夜は星を観測する。
背景の地図は、長崎市長の承認を得て、同市発行の1万分の1地形図を複製したものです。
※長崎市都市計画課承認番号 長都計第10号 平成21年4月9日

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