9・10・11号棟

 最終の9・10・11号棟 : 木造
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<高比良勝義氏(元島民)撮影>
 左写真の一番手前が9号棟で、その先に、10号棟、11号棟と続きます。また、写真右側の建物が8号棟、正面のビルが14号棟(中央社宅)です。
 11号棟については、閉山まで?(閉山の少し前?)まで建物がありましたので私も覚えていますが、9・10号棟については、<『毎日グラフ』、毎日新聞社、昭和40年3月21日発行、通巻784号、12・13頁>に掲載されている航空写真にはその姿があり記憶があってもいいのですが、残念ながら覚えてはいません。
 島の先輩に伺いますと、9号棟には、警察官の方や学校の男性教員も住んでいたことがあるそうです。また、昭和40年代の資料には11号棟に男性教員が住んでいたことも記載されていますが、私の怪しげな記憶で間違いでしたらお許し願いますが、11号棟2階に住んでした担任の女性教員(この先生が島を離れる時に海岸で見送った光景は今も忘れていません。)のお部屋に伺った際に、上風呂側にあった入口から屋内階段を上がり、2階廊下の窓から見た一面の大海原の景色に圧倒された記憶があります。
 ちなみに、11号棟には病院の先生が住んでいたこともありました。(建物内を分割していたのか、時期的な違いかは覚えていません。)

<写真は、端島労働組合機関紙(昭和47年1月1日)より>
 9・10号棟の跡に出来た公園の光景です。


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