防 波 堤

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写真絵葉書 《 三菱高島礦業所 端島坑東海岸 》 の部分拡大
 絵葉書の状況から昭和初期(遅くとも5年頃)の光景と思います。
 現在の防波堤とほぼ同じ場所に、当時の防波堤が見えていますが、その形から、当時の防波堤と現在の防波堤とは別物ではないかと思っています。
 ちなみに、<阿久井喜孝 他、『軍艦島実測調査資料集【追補版】』、東京電機大学出版局、2005(第1版1984)、115頁>に掲載されている写真600ですが、写真の説明には「大正14年の12号台風被害の復旧工事中」とあり昭和初期の光景と思われますが、写真の中段左側には防波堤らしき姿が少し写って、防波堤の付け根付近の護岸は現在とは違った形をしているようです。


写真<写真は島の先輩より>
 閉山の頃の写真と思います。防波堤の付け根部分に階段が見えています。


写真<2020年1月撮影>
 海底水道取込口のすぐ近くにあります。ちなみに、防波堤の表面や護岸の防波堤付け根周辺ですが、表面は滑らかではなく、かなり凸凹しているように思います。


写真<2009年5月撮影>
 防波堤の付け根部分に階段が見えていますが、子どもの頃に一度だけこの階段を上った覚えがあります。


写真<2019年5月>
 上段写真と比べて、かなり潮が引いている時の写真ですが、コンクリートの下の部分は石積となっています。ちなみに、この石積の部分ですが、干潮の時でないとあまり顔を出さないように思います。


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