○町村を廃し町を設置することについての申請書
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<長崎歴史文化博物館収蔵>
長崎歴史文化博物館に収蔵されている資料です。
「町村を廃し町を設置することについての申請書 (関係町村 西彼杵郡高島町、西彼杵郡高浜村)」とあり、日付には「昭和三十年二月十日」の記載がありました。
申請書の文中には、「西彼杵郡高島町、高浜村を廃し、高島町及び高浜村大字端島名の区域を以て新たに高島町を設立し昭和三十年四月一日から施行したいので必要書類を添え関係町村長の連署をもつて申請致します」の文言があります。
必要書類には、その当時の高島町及び高浜村大字端島名の状況を示す記載が多数あり、当該ページ以外にも、
22号棟、
31号棟、
39号棟、
50号棟、
学校校舎の履歴の1、
桟橋・初代ドルフィン桟橋、
プールの履歴にても引用させていただいてます。なお、当然ながら、合併前の高島町についての記載もありますので、高島のことを調べられている方にも大変貴重な資料かと思っております。
ちなみに、端島を除く高浜村ですが、
「野母崎地域センター旧町の紹介」には、「昭和30年に高浜・野母・脇岬・樺島の4つの村が合併し、「野母崎町」が誕生しました。」との記載があります。