石アンプSPドライブ能力

■経緯

PC音源でトーンバースト波をりSP(スピーカ)の過渡特性を計ることができました。

今回はアンプ、SPを変えての測定〜結果比較を行います。

測定にはWaveSpectra(FFT)とWaveGene(PC音源)を使います。各ソフトのダウンロード、使用方法は

FFTソフトの使い方を参照して下さい。

■トーンバースト波で波形観測

WaveGene(PC音源)を使ってトーンバースト波を作ります。詳しくは

PCでスピーカ過渡特性を測るを参照して下さい。

バースト波は2周期on+5周期offの繰り返しです。

■測定対象物

アンプ 何れも40W/8Ω、80W/4Ωと同等の出力     ビクターAX−V1(終段Trシングル)、自作SATRIアンプ(終段FET2パラ)
スピーカ1  B&W・CDM7NT改造品:公称8Ω、W=16.5cm、MID=16.5cm、TW:1インチドーム(メタル)
スピーカ2 アコースティックラボ・Bolero:公称4Ω、W=12cm(ダブルボイスコイル)、TW:1インチ逆ドーム(ケブラー?)
■マイク位置
B&W MID正面10cm、5KHz測定時のみTW正面
Bolero W、TW中央10cm
■測定結果
V:ビクターAX−V1、S:SATRIアンプの略
 

 

アンプの違いで過渡特性が異なるかと思いましたが、結果を見ると同じです。 Boleroは息の長い製品で評価も高かったのですが、新しいB&Wと比べ減衰特性が悪くなっています。

B&Wはインピーダンス補整、ネットワーク改造を行っており、減衰が早いのかもしれません。またTW後部のチューブ・ローディング(ノーチラス直系テーパーチューブ)が上手く動作している様です。

 

2001/4/21 t.shiroyama