水晶の色変種の中でも、最高位と評されるアメジスト。
その語源はギリシャ語のamethystosから由来しています。
「酔わせない」という意味をもち、古代ローマ時代には酒に飲まれないようにアメジストで作った杯で酒宴を楽しんでいたとされました。
また、悪いものを遠ざけて人生の悪酔いを防ぐ石ともいわれています。
和名は紫水晶と呼ばれ、高価な水晶とされています。 紫色は古くから高貴な色とされ、世界中で宗教や王冠用の宝石として使われたり、チベットでは仏陀に捧げられたりもしていました。 石の色は淡いラベンダーカラーから濃紫まで幅広い色合いがあり、濃い色のアメジストはもっとも貴重とされていますが、最近では色の淡いラベンダーカラーの人気も高まってきています。
取扱については、紫外線に当たると退色しやすいので、直射日光はなるべく避けるようにしてください。
「愛の石」と呼ばれるこの石のパワーはとても幅広く、オールマイティーなパワーを持つといわれています。 ネガディブな思考をポジティブに導いたり、誠実な相手との出会いをもたらしたりするともいわれ、さらには商売繁盛や仕事の成功にも効果があるといわれています。