古来より数珠など、いろいろな用途で用いられてきた石です。
仏教における七宝のひとつにも数えられ、日本でも古くからなじみの深い石でもあります。中世の頃には、粉末にしためのうを舌にのせると、毒を消す作用があると考えられていました。
和名の「瑪瑙」は馬の脳に似ている事が語源といわれ、英名の「agate」はこの石が発見されたイタリアのシシリー島にある小さな川の名前から由来しています。
表面にはツヤがありしっかり磨かれています。形も非常に良く落ち着いた深みのある色合いをしています。
クラックなどもほとんどなく、大変良い状態です。
昔は身につけていると敵の剣から守ってもらえたり、転んだりつまづいたりするのを防ぐとして、乗馬のお守りとして用いられたといわれています。
また「家族愛」の意味を持つ石としても知られており、家族を深い絆で結びつけてくれると伝承されています。
そのため、家族円満や子宝のお守りとして人気があります。
地域によっては「赤ちゃん」の赤から赤つながりで、安産のお守りとされているところもあります。