面談でのNG集1

 面談では、せっかく書類が上手く書けたとしてもほんのちょっとの不注意で大きく減点されてしまうことがよくあります。

 ですので、ここではそのような失敗をしないため面談の際にしてはならないNG集を取り上げていきます。対策をきちんとして悔やむ結果とならないよう細心の注意を払いましょう。


  • 1 非常識な格好で面談に臨む

     たまにラフな格好や場違いの格好で面談に臨む方がいらっしゃいます。確かに服装には趣味もあるのですが、金融機関の人間は身なりについても細かくチェックしていますので、不信感をもたれる外見はこれだけで減点の対象となってしまいます。

     また、融資の申し込みに行くのに高級車などで乗りつけるのも考えものです。これでは担当者から「この人は金遣いが荒い、計画性がない人だな」と見られてしまいます。

     このようなことがないように。面談に臨むときの服装は身ぎれいな常識的な服装を心がけてください。人は、一度不信感を持たれてしまうと、なかなかこれを挽回するのは大変です。

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  • 2 相手の話を聞かない、担当者とケンカをする

     意外によくあることなのですが、担当者との打ち合わせの際に相手のアドバイスを素直に聞かずに、反論してばかりいる方がいます。

     その反論も筋の通ったものならばよいのですが、このような人に限ってその中身は人の揚げ足を取ったり、自分の都合だけを主張するものだったりします。

     そして、最悪は怒鳴りあいの口論になったりするのですが、これでは何のためにわざわざ出向いたのかわかりません。

     確かに腹の立つものの言い方をされることもありますが、だからといってそこでケンカをしてしまえば、ほぼ確実に融資の望みは絶たれてしまいます。

     このような場合は冷静になって素直に出直すのが一番ですので、くれぐれも感情的にならないでください。

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  • 3 希望額について根拠のない返答をする

     希望額はお金の使い道とならんで最初に聞かれることの1つですが、その際に「借りられるだけ貸してほしい」などと言う方がおります。

     しかし、ちょっと考えてみればわかることですが、まず先に計画や使い道があってそれに向けて融資の申し込みに行っているわけですので、本来、これがハッキリしていないということはありえないはずです。

     にもかかわらず、このようなこおとを言ってしまう背景には「自分の計画に自信がなく、希望額通りに借りられるかが不安」という気持ちや「少しでも融資額を増やしてもらいたい」という思いがあるためだと思います。

     確かにその気持ちはよくわかるのですが、金融機関ではこのような返答には決して好意的な解釈をしてくれません。たいていの場合「この人は何の計画も立てていないのだな」と思われるだけです。

     希望額は、はじめに自分で考えた目的に沿ってハッキリと伝えてください。


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